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(沖縄 浜比嘉島)

前回エントリー

那覇空港を出てから4時間半後、今度は敦賀までの新快速に乗り込みます。大阪駅の7,8番線は、東海道線の京都方向への電車が出発するホーム。

定刻に敦賀行きの新快速は到着。関西の人にとっては日常の光景かもしれませんが、JR西日本の新快速に乗ると、どうしても高揚感を感じられずにはいられません。

発車直後、右手に見える観覧車。写真以上に実物は迫力ありました。

発車後20分もすると、のどかな風景の中を新幹線と並走。

京都駅に近づいてくると、向日町の運転センターが。鉄でなくても心ときめく花形の特急車両が並んでいました。

大阪を出て30分後、京都駅を発車。鴨川の風景が京都を走っていることを実感させてくれます。しかし、この日の京都、涼しげな鴨川の風景とは裏腹に夏日。ドアが開いた時の体感は、沖縄では体験しなかったような暑さ。5月くらいから、西日本と沖縄で最高気温が逆転する日が続きます。

ここ山科駅で、東海道線とはお別れで、湖西線へと向かいます。

山科からは、乗客も疎らとなってきたので、とやどこ管理人も旅のお供を嗜みます。

新快速なので、停車駅ごとに各駅停車の待ち合わせが。大津京の駅では旧型の新快速の列車が。中学時代に乗った修学旅行の団体列車が湖西線内に入った時、この車両を見て「都会の電車はカッコイイ。」と感じた、在りし日のとやどこ管理人少年。そのころ、北陸線を走っていたのは、北陸線としては最新鋭の「食パン」列車。 富山では、国鉄のことを「汽車」、ちてつのことを「電車」と呼ぶ人が多くいた時代。

湖西線の楽しみは、なんてったって、琵琶湖を拝する開放感ある風景。まさに走る琵琶湖鑑賞劇場!

水田越しに見る琵琶湖の風景もいいですね!

北小松駅付近から現れて来る、黒壁の家屋。水田とのコントラストも相まって、coolすぎます!

時間に余裕があるなら途中下車したいくらいに美しい風景です。朝、那覇のビーチを見て、午後は琵琶湖の風景を楽しむ。JR東日本の四季島にすら出来ないワザだ!、と、自画自賛したりする。

15:35 近江今津駅で、後部車両の切り離しが。この作業、なんと運転台からスイッチぽんのワンタッチで完了。切り離しって、ヘルメットをかぶったおじさんとかがいるイメージでしたけどね。

近江今津駅以降は駅前でも水田が広がる風景が。あいの風で例えると東滑川駅に高規格路線が走っているいうな違和感。湖西線が北陸ー関西の時間短縮のため、本当に何もないところに路線を切り拓いたということが実感できます。

近江塩津駅手前から、米原駅からの本家北陸線が並走。

16:01 近江塩津駅着。お隣には米原経由の新快速が乗り換えのために停車中でした。この近江塩津駅も、かなりの「秘境」にあって、ほとんどが乗り換え客ばかりで下車、乗車客は皆無。湖西線の終点で、かつてはここから敦賀まではディーゼルの車両がつないでました。そう言えば、北陸線の食パンに近江塩津行きっていうのがあったような。

16:08 撮り鉄さんの聖地、新疋田駅着。

16:14 新快速終点の敦賀駅。ここまで本当に快適でした。湖西線経由の関西空港は思っていたよりも苦にならない行程だったので、敦賀在住なら関西空港のLCCをガンガン利用出来そう。そして、この日の敦賀はフェーン現象真っ只中、夕方なのに沖縄よりも暑い。

折り返しの列車は、姫路行きとなりました。北陸から関西の西の端まで1本で行けるってすごい。

ホームのこういう案内板は微妙に羨ましかったりする。

そして、羨ましく、しらさぎ号を見送ります。

16:30 ホームには、次に乗り込む列車となる金沢行きの各駅列車が。長大な6両編成。この1年、あいの風の2両編成に見慣れたとやどこ管理人にとっては、かなりの衝撃。

列車は、この後定刻に敦賀駅を出発しましたが、途中の武生駅くらいから、電車に乗るのに「飽き」て来ました。経験則上、18きっぷの旅は8時間が限界なのですが、まさに沖縄を出て8時間が経とうとしていた時間です。

17:32 大きなビルが見えた時、そこは福井駅。15分ほど停車します。

福井駅ホームでそばを食べようとしましたが、まさかの閉店後、しかし気をとり直して、

ベンチに座る「彼」を眺めつつ、

改札横の蕎麦屋へ。

さすが、越前そばの地元、天ぷらそばが本当に美味しかった。これで、残り3時間、富山までの「行」を頑張れます。

おまけで、こちら福井駅前の様子。まるで、東京駅の八重洲南口を思わせるように綺麗に仕上がっています。いつでも北陸新幹線よ来いという感じでしょうか。ここ、稲田センセイのお力で、是非とも福井駅先行開業を実現していただきたいところです。

17:46 帰宅ラッシュとなった列車は、福井駅を出発。

18:25 加賀温泉駅に、特急2本の通過待ちで停車。このアーチは、北陸新幹線開業を意識した建造物なのでしょうか。

そして、ついに待っていたこの表記。

19:22 金沢駅着。ここで、いしかわ鉄道に乗り換えです、

新幹線の改札を横目に、目的の4番線を目指しますが、

なんと、4番線は金沢駅の一番端っこに位置していました。これ、露骨な3セク虐めじゃありませんか??歩きたくないなら「つるぎ」にどうぞって?

しかし、遠い。関西空港のLCCターミナル並みに歩きます。

やっとたどり着いたいしかわ鉄道ホーム。JRから譲渡を受けた旧型車両が停車してました。

20:14 高岡駅のハットリくん列車を見送ったら富山駅はすぐ。

20:33 沖縄を出発して11時間後に富山駅着。下り方向なので、旧地上ホーム着となるため、夜の地方駅にありがちな「寂寥」感が漂っていました。しかし、この「寂寥」感を感じられるのも、あと4年程度。富山駅の記憶遺産として留めておきたいですね。

沖縄からLCC経由の各駅停車で富山までの旅。正直、敦賀までは快適でしたが、それ以降は相当な苦痛でした。

LCC全盛の時代に、富山から関西空港まで交通手段として18きっぷで移動できるかと実験の意味もあったのですが、現実的には厳しものがありました。

富山からLCCの利用となると、やはり今春からウィラーが運行を開始した北陸と成田空港への直行バスが現実的選択になるにでしょう。

しかし、苦しいながらも鉄旅独自の魅力があったのも事実。これを読んでいる、富大生および琉大生並びに両国際大の皆さんには、この夏「18きっぷとLCCで行く沖縄(北陸)の旅」を実践していただきたいものですね。






(那覇市波の上ビーチ)

昨年のゴールデンウイーク、とやどこ管理人は沖縄から富山まで関空経由で移動。

その時は、特急はるか、サンダーバード、北陸新幹線を乗り継いでの移動だったのですが、2016年は青春18切符を意識して、あえて関空から各駅停車で富山まで移動してみました。

来たる、2016年夏の18切符シーズン、鉄分が濃いとやどこ読者の富大生、並びに琉大生、さらには富山沖縄の両「国際大生」の参考になりますよう。

しかし、那覇空港から富山駅まで11時間に及ぶ旅は、かなりハードでした。今回は、各駅停車の旅のどの部分で「飽き」がきたかも正直に語って行きたいと思います。

5月2日 9:23 那覇空港LCCターミナル
相変わらず、倉庫感満載というより、倉庫の中にあるLCCターミナル。まずは、9:40発のピーチMM212便、関西国際空港行きへと乗り込みます。

出発10分前になって、やっと後方窓側席の方から受付が始まります。

レーシートのようなピーチの搭乗券。前方の席なので、案内は一番最後でした。

9:36 徒歩で飛行機まで移動。この日の那覇市は曇り。お約束のようにゴールデンウイーク後半から、実質の梅雨入りとなる沖縄。

9:40 本来なら出発する時間ですが、まだ座席にすら座れません。まさに、LCCの泣き所である定時性の確保。LCCで利用されるエアバスの通路は一本。よって、利用客の「慣れ」も出発時刻に影響。

LCC慣れした人は、自席前に辿り着いたら、即荷物も手にして自席に入り、後方の方のために通路を空けます。しかし、不慣れな人は、通路を塞ぎながら棚に荷物を入れようと立ち止まるため、その度に渋滞が発生。この日も、そんな渋滞が多発。

9:45 しかし、そんな渋滞も、ピーチのCAが手際よく捌いていくので、5分後には全員が着席、ドアが閉まりました。ここら辺は、国内LCC実績NO1の実力を見せ付けてくれます。 それにしても、飛行機って天井からの圧迫感がすごい。

10:05 今度は滑走路が「渋滞」して、実際に飛び立ったのは、ドアクローズの20分後。いざ、関空へ。

11:49 2時間ほどで関空着。徒歩で建物へ。2時間という時間は、そこまで長いと感じることもなく、ちょうどいい時間。北陸新幹線のかがやきが1年経っても健闘している理由も納得。

と、関空までは近かったのですが、関空内はかなりの距離を移動します。まずは、何層もの階段を登り。

今度は、スロープを下り、

やっとロビーにとうちゃこ(火野正平)。

しかし、そこから駅まではバスで移動です。

バスは空港の敷地を一周していきます。乗車時間は5分以上。

12:03 やっとバスが駅のある第一ターミナルに到着。本来、乗車を予定していたJRの関空快速には、乗りそびれてしまいました。

前回のエントリー時も、LCCターミナルとJRの駅までの移動にかなりドタバタした記憶が。今回、サンダーバードではなく「各駅停車」としたのも、時間が読めないということも理由の一つです。

駅までの途中出くわした、アトリウム。記念撮影をしていたのは、とやどこ管理人だけではありませんでした。

なんかシャレオツな関空のターミナル1の駅ヨコ。これから電車の旅なのに、なぜかテンションが上がります。

南海電車のロゴも、普段見慣れない富山ケンミンにとっては旅情を煽ります。

今回は、南海の急行で先回りして新今宮駅で発車済みのJRの関空快速を捕まえます。新今宮までの所要時間は南海電車の方が短いようです。

電車のカラーリングも新鮮です。「なんば」と聞いたら、どうしてもグランド花月をイメージしてしまいます。

地元の方は見慣れているかもしれませんが、シートエンドのアームも関西の私鉄の特徴と感じます。

12:12 電車は泉州沖を快走。天気がよくて気持ちがいい。

最初の停車駅、りんくうタウンの風景。銀行や大学のビルが立ち並びます。東京における、幕張的な場所でしょうか。

12:14 ここで、路線を共有してきたJRと南海が分かれていきます。

南海電車に乗って気づいたのは、駅に着くごとに「普通車に接続します。」と入るアナウンス。「普通車って、じゃーグリーン車もあるの?」と思いましたが、普通車とは「各駅停車」のこと。これも、関西文化なのでしょうか。

12:27 南海は、今話題の「元プロ野球選手」を生んだこの街にも停車。

12:51 新今宮到着。ここでJRに乗り換えです。

南海はえべすさんにも駅があるんですね。

地面のガイドペイントは地味に便利。富山駅も早く見習うべき。

南海の改札を出ると、すぐにJRの改札が。南海の新今宮駅の中では、出店していたイカ焼きの屋台の匂いが充満。まさに、匂いで感じる大阪。(大阪のイカ焼きは、いわゆるお好み焼きです。)

JRのホームには、この電車が止まっていたので、車掌に「これ、大阪行きます?」と聞いて取り敢えず乗り込む。環状線だから、何れにせよ大阪には行けるのだとは思いますが、外回りか内回りかよく分からなかったので。

京セラドームきたーーーーーー!

13:07 大阪駅着。近代的な雰囲気です。

ホームでは、とやどこ管理人が好きな発車案内の電光掲示板を撮影。環状線なのに、東京の山手線と違い、様々な行き先の列車が発着。

本来なら大阪から、敦賀行きの新快速に乗り継ぐのですが、ここで途中下車。御堂筋の方へ行きます。

外に出て初めて気づいた、「沖縄より大阪の方が暑い!」この日は、西日本のほとんどの地域で夏日。

途中下車の目的はズバリ、串カツ! いざ、松葉総本店へ! しかし、開店前で、のれんは下がったまま。

気をとり直して、

(ハンフリー ボガード)「我々には百百(もも)があるじゃないか。We have always MoMo!」

13:25 ここ百百は梅田近辺の串カツ屋の中でもかなりディープな雰囲気。なんてったって、タバコは灰皿じゃなくてみんな床に捨てて行きます。(なんかスペインぽい、もちろんお店側の指示。)

お店は(大阪で言うところの)「お姉さん」2人組で切り盛り。

まずはサービスキャベツをツマミに、チューハイで攻めつつ、串カツを待ちます。右上が二度づけ禁止のソース壺。

13:30 五本セット到着。

13:36 牛串と黒ビールを追加。この時点で、かなりイイ感じになってきています。

13:48 大阪駅に戻ります。

と、ここで問題が。金沢まで切符を買おうにも、券売機では売っていません。みどりの窓口に並ぶ元気もないので、適当に1000円ほどの切符をポチって改札へ。

富山ケンミンの悲しい性、サンダーバードと聞くとついついホームへ。

11番ホーム、「富山方面」とあるけど、富山には行かないじゃん!と、毒付いていると、

ああ、乗り換えですね、わかります。

しかし、この表記、北陸の関西離れでなく、「大阪の富山離れ」を助長するような。早く、大阪まで通して北陸新幹線!と、思っていると、

ホームには、こんな看板が。

大阪駅でも北陸新幹線との乗り継ぎを大アピール。長野までは、名古屋経由の東海道新幹線の方が早いということは触れてはいけません。

さらに、テンションが下がるこの表記。

電光掲示板でも、車内販売がない事をアピール。

特急雷鳥の時代から、関西ー北陸間の特急は在来線一の花形区間。かつては食堂車やお座敷列車も連結し、本当にキラキラしていました。平成に入り、展望車両がついたスーパー雷鳥、そしてサンダーバードの投入と、まさに全国の在来線区間の雄として名を馳せて来ました。

しかし、北陸新幹線開業後の特急は、イマイチ元気がありません。あのキラキラした特急サンダーバードが、今では座席指定のライナーに成り下がっているような気がします。そして、関西ー北陸間にかつてあったキラキラは、まさに東京ー北陸間の「かがやき」にすべて持っていかれてしまっています。

富山ケンミンは、なんだかんだで関西好き。もう一度、関西ー北陸間、ひいては大阪ー富山間の鉄道がキラキラする事を願いつつ、敦賀行きの新快速を待ちます。

(つづく)










かつて、とやどこでは、北陸新幹線が開通したこの時期だからこそ、

高速バスや
http://toyadoco.blog.jp/archives/1029251874.html

富山まで向かってみましたが、

今回は「18きっぷマニア」にとっては北陸へのルートの王道となっている中央線経由で富山まで向かってみました。

季節は秋、「18シーズン」は終了していることも考慮して、今回は「あずさ」で中央線(さらには、大糸線)を走破することを計画。よーく調べてみると、松本から先に向かう「あずさ」は早朝に出発する1本のみ。それも、新宿駅じゃなくて千葉駅を6:38に出発する「あずさ」の中でもレアなあずさ3号のみ。朝の7時前に千葉駅に行く元気もないので、「狩人」の名曲にかけて8:01丁度のあずさ3号で八王子から乗車することにしました。


休日朝の八王子駅にやってきました、「かがやき」が出発する東京駅やさらには、大宮駅とは明らかに異なる「ゆるやかな時間」が流れています。藤沢あたりから下りの湘南電車に乗った時の感覚にも似ています。


ホームでこの表示を見ながら特急列車を待つひとときはは、なかなかの至福の時間です。


そうこうしているうち「あずさ」到着。


特急列車と言えばどうしてもこういうのを想像してしまう富山ケンミンにとって、「あずさ」のフェイスはかなり新鮮。


車内はこんな感じ。「かがやき」より賑わっている印象はありますね。(実際にEW7系とこの「あずさ」の乗車人員数がよくわからないので、あくまでも印象です。)


発車と同時に車内販売のワゴンが。


車内に流れる「ゆるやかな時間」に釣られてまさかのスーパードライ購入。とやどこ管理人の指定席の前後の方も、スーパードライと缶酎ハイをそれぞれ購入。まだ、朝の8時過ぎです。「かがやき」に乗っていたらそんなことは絶対にしない、まさに「あずさ」マジックです。しかし、缶ビール1本ですが、朝酒は効きすぎます・・・。


今回の「あずさ」の旅でやってみたかったのが、こちら、車内「ドヤリング」。スタバーや平日午前中の東海道新幹線車内では、最早「ドレスコード」として機能しているあれです。ノートがMacBookではないのはご愛嬌です。


列車は、神奈川と山梨の県境を走っていきます。首都圏を環状している圏央自動車道をアンダークロス。 しかし、あいにくの雨模様。


山梨県内に入ると、かなり高台の場所を走っていきます。まさに天空のイメージ。


最初の停車駅は(当然ながら、高崎ではなく)、大月駅。「おおつき」という地名に、ひしひしと「中央線」感および「あずさ」感を意識してしまいます。


大月駅からは富士急線が分かれていきます。富士急ホームには英語と中国語の二ヶ国語表記の案内板を持った駅員さんを発見。最近とみに中国からの観光客が多い富士急。立山を拝する我が地鉄も頑張れ。


長いトンネルを抜けると、甲府盆地がせまってきます。


甲府盆地と言えば、こちらブドウ畑。写真のGPSデータには「甲州市勝沼町勝沼」とありました。これからの秋は、まさに収穫シーズン。


この「あずさ3号」は千鳥停車タイプらしく、こんな駅にも停車します。さしずめ「佐久平」に「はくたか」が停車するようなものでしょうか。


1時間後、甲府駅に到着。雨足が強くなってきました。


水滴で見づらいですが、甲府駅では「車掌交代の儀」が執り行われます。さしずめ北陸新幹線における長野駅のようなものでしょうか。


甲府駅からは、車内は安定の「かがやき」の指定席モードへと突入します。


千鳥「あずさ」はこんな駅にも停車。元サッカーの中田ヒデ(職業旅人)の母校がある韮崎駅です。


周囲に大型ショッピングセンター(山梨の定番オギノもあるでよ)もありますが、普通の駅。あいの風における小杉駅的ポジションでしょうか。しかし、とやどこ管理人が乗車する車両からも、一人下車。


韮崎駅からしばらく、「あずさ」は七里岩とよばれる高台を駆け抜けていきます。


「清里」なんていう富山ケンミンからするとメルヘンなイメージな場所への乗り換え案内がアナウンスされるのがこの駅、最寄りの小淵沢。


小淵沢駅では、お隣ホームに新宿方向への「あずさ」が滑り込んできました。しかし、ポップなカラーリング。


小淵沢駅を出ると本来なら車窓右手(AB列)に雄大な八ヶ岳が見えるのですが、あいにくの大雨です。


(本来なら、こんな風景が見られます)


車窓左手(CD列)に中央道の高架が見えて来たら、諏訪湖が近づいてきたことを意味します。


八王子から2時間ほどで、諏訪湖の最寄り駅、上諏訪に到着。かつて、歌手のさだまさしさんもここにお住まいでした。時間距離なら北陸新幹線でいうところの黒部宇奈月温泉駅みたいようなものなので、黒部に住む芸能人みたいな人が出てこないでしょうか。


諏訪湖もあいにくの曇りではっきりせず。


「特急」なのに、茅野から上諏訪・下諏訪・岡谷までの諏訪湖沿いはすべて各駅に停車していきます。実は、この区間だけ単線なんですよねー。


岡谷駅周辺は、山の稜線が迫っているためか、とても雨が多い場所です。この日も岡谷の街を濃いガスが覆っています。


線路の向こうに見えるのは、メガソーラーパネル群。岡谷から長いトンネルを超えた場所にある塩尻に来ました。ここはお隣、岡谷とうってかわって晴天率が高い場所なのです。いつもなら、岡谷が雨でもトンネルを抜けたら晴天ということもあるのですが、この日は塩尻も雨。


途中、青い矢印方向へと分離していくのは、名古屋方面への中央線。実は、中央線って本当は新宿から松本を結んでいるんじゃなくて、新宿から名古屋を結んでいるんですよねー。あずさが向かっている白い矢印の塩尻から松本は、正式には篠ノ井線へと名称が変わります。もちろん、現在は新宿から名古屋方面に向かう列車ってないから、この分離していく線路も未使用状態なのでしょうか??


今度は、名古屋方面からの中央線が合流してきます。ここ塩尻周辺は、鉄な方が喜びそうな線路の三角線が出来ていることになります。


塩尻駅には名古屋あたりでよく見る、オレンジ色の電車が停車していました。ここは、熱海駅と同じくJR東日本とJR東海の境界駅なんですよねー。


塩尻駅と言えば、こちらホーム上のブドウ畑。これ、本物です。


八王子駅から2時間半弱で事実上のターミナル駅松本に到着。車内アナウンスで「大糸線方面へのお客様は、乗り遅れる恐れがあれますので、そのまま車内でお待ちください。」と指示がありましたが、


車内販売は松本までなので、ビールを仕込むべくホームへ出ます。だって、車内販売が八王子からの1回しかやって来ないんだから!!12両編成の「かがやき」なんか、富山までの間、うるさいくらいに2~3回やってきまっせ???


しかし、ホーム内のNEWDAYS(あ、東日本のKIOSKです)でビールを買おうと並んでいると、「間もなく発車します。」と、無情なアナウンス・・・・・。4分停車とか言いながら、電車の遅れもあって3分もないくらいの停車時間。ここ松本では、車両の切り離しをやるんですが、かつて車両の切り離しをする駅って10分近く停車した記憶が・・。今は、3分足らず・・・、技術が進歩したのか、旅情が失われたのか・・・・。手に入れかけたビールを恨めしく思いつつ、無情に閉まった「あずさ」のドアを見つめます。


松本駅を出るとすぐに、この列車の名前のもととなった梓川を通過します。意外や意外、松本からそれなりの数の乗客が乗り込んで来ました。


座席越しのラフな撮影ですが、この和風建築の駅は穂高駅。文字通り、穂高への玄関口となっている駅です。この天候なのに、かなりの数の方が下車。


穂高駅からは、列車は(雨ながら)平和な安曇野の風景の中を疾走していきます。


再度、梓川をクロスすると、アルペンルート入り口信濃大町駅はすぐ。


しかし、この雨の中黒部ダムに向かう猛者は本当にいるんでしょうか。


信濃大町を出てからは、いわゆる木崎三湖の絶景が楽しめます!!!の、はずが、当然ながら雨模様。晴れた日なら、木崎湖の新緑と湖のコントラストが美しいこの撮影ポイントもこの有様。 

 (本来ならこんな感じです)


木崎三湖の二つ目、中網湖付近の橋では、クラブツーリズムのご一行様が、撮り鉄として「あずさ」を歓迎。 


最寄りの簗場駅でも多くの撮り鉄が。


いつもなら、ヨーロッパの様な風景の青木湖もこんな感じです。


この「あずさ」、グリーン車近くの9号車には、このようなカウンターの展望席もあります。
しかし、このこのような雨模様では誰も展望席にいません。


  カウンター席でむりくりどやリング!


白馬から先は、まさかの一両貸し切りモード。気分は「北の将軍様。」です。


あずさの終点南小谷駅に到着するころには、周囲の風景も秘境感が全面に出てきます。


お昼前、南小谷の到着。この雨の中、山屋さんが多くいました。


短い乗り換え時間、急いでホームを走りながら糸魚川駅への単行列車を撮影したら、面白い形で撮影されていました。まるで、トリックアートです。


糸魚川までの区間は、秘境感満載のこのような車窓が続きます。


ヒスイの産地、姫川も濁流と化しています。


糸魚川駅からは、同一ホームでこいつに乗り換えて泊駅を目指します。これ、以降は、いつも風景なのですが、今回、唯一の盲点だったのが、


こちら泊駅での乗り換え。同一ホームで乗り換えられて便利なんですが、ホームに屋根がないからこの日のような雨の日は大変なことになるんですよ。


この日、富山駅にたどり着いたのは、午後の3時前くらい、八王子駅を出てから7時間後でした。

北陸新幹線を利用したら、八王子ー富山間は3時間くらいなので、4時間の回り道となりましたが、やはり中央線の景色と旅情は素晴らしいものがありました。出来れば、晴れていたら、もっとよかったのですが・・・。

北陸新幹線命のとやどこ管理人ですが、最近は往復を北陸新幹線を利用するのは、旅情的にもったいない感じがしてきているのも事実です。

やはり、富山への往復は「周遊」ルートが一番楽しめるのではないでしょうか。

 
過去に、二回にわたって挑戦してみた、深夜バスでの富山から東京への移動。

初回のオリオンバスでは、「あのころ」の高揚感は味わえたものの、バス到着の当日午後に猛烈な睡魔に襲われ、あえなく完敗。

二回目は、満を持して、あのウィラーエクスプレスに乗車。快適な新型シートの旅を楽しむもの、目的地の新宿副都心が新宿駅まで徒歩15分以上というオチ。微妙な敗北感。

とやどこでは、この二試合の「敗因」を詳細に分析。その結果、辿り着いた結論は、「すべての元凶は「深夜」にあり」。そんな訳で、今回は深夜バスでなく、昼間バスで富山まで向かうことにしました。
通常、東京から富山までの昼間バスと言えば、池袋から出発している「ちてつ」と「西武バス」が共同運行しているこちらのバスが有名ですが、片道6700円。新幹線利用よりも5000円程安くなりますが、時間は3倍かかります。何よりも、新幹線が運行されている都市の多くでは、既存の地元資本系のバス会社に加えウィラーなどの新興系バス会社も廉価の昼間バスを走らせ、良い意味での価格競争が起きています。例えば、東京と名古屋や京都の間には平日なら3000円程度で移動できるバス便が設定されています。

そう考えると、東京〜富山間の昼間バスの6700円という価格も、もう少し競争が起きても良いと思います。(深夜バスにおいては、先のエントリー通り3000円台のバスが既に設定されています。)

そんな中、北陸新幹線の運行地としては富山の先輩格にあたる長野市と東京を結ぶバス便において、とんでもない価格設定のバスを発見しました。その名も、ドットコムライナー、
東京〜長野間を4時間で、なんとこの日は1300円で移動することができました。東京のターミナルが西武バスの池袋と違い、新宿というのも便利です。長野の到着は午後の2時過ぎですが、そこから善光寺に寄って、北陸新幹線で富山に移動、夕食は富山のキトキトの魚というワザも使えます。長野〜富山の新幹線運賃も、えきねっと予約なら、6200円とリーズナブル。片道合計7500円で長野と富山を楽しめる、このルートを実際に体験してみましたが、鉄道旅とは一味違うサービスエリアグルメを楽しめるバス旅行に思わず夢中なってしまいました。

日曜の朝10:00新宿南バスターミナルにやってきました。停車しているのは、大阪に向かう高速バスジャムジャムライナー。

今日のお目当のどっとこむライナーは10:20発。

ここ新宿南バスターミナルには朝から晩まで多くのバスが出発していきます。

待合室にはやはり女性の姿が目立ちます。

そうこうしているうちにお目当のどっとこむライナー登場。このバス、正式には昌栄運輸という地元のタクシー会社が運営。よって、接客が想像以上に素晴らしかったです。

運転手さんがタブレットを片手に乗客を点呼。最近の高速バスに多いように、このバスもチケットレス。

バス内部は思ったより開放感があります。

両サイドにヘッドレストがあるシートも座り心地が良かったです。

シートピッチも広々。

そして、お約束のスマホ充電用コンセント。このように、タクシー会社が運営するどっとこむライナーは本当に快適な車両です。

バスは定刻に、日曜日の新宿を後にします。

これぞ東京という高層ビルを抜けてバスは進みます。

目指すは関越自動車道の練馬インター。

新宿を出てから50分後、バスは関越自動車道の料金所を抜けて行きます。

関越道に乗って10分もしないうちに、最初の休憩地、三芳サービスエリアに到着。フードコーナーが旅の気分を盛り上げてくれます。こういう部分は、鉄道にない高速道路旅のよいところです。

そして、サービスエリアと言えばこれ、緑茶の無料サービス。なぜか、飲みたくなります。

さらには、ATMも完備。

まい泉もあります。

なぜか、マスの寿司まで。とにかく、高速道路の民営化以降、各地のサービスエリアはあの手この手で利用客を楽しませてくれます。完全に、我が富山駅は完敗モード。

15分の休憩後、バスは群馬県内をひたすら走ります。途中、左手では北陸新幹線と並走。

途中、藤岡ジャンクションで上信越自動車道に分岐。

分岐後、すぐに先程の並走していた北陸新幹線をアンダークロスします。

いよいよバスは山奥へと進んで行きます。

富岡製糸場のこんなオブジェも。

左手にギザギザの妙義山が見えてきたら、次の休憩地横川サービスエリアはすぐ。

12:45 横川サービスエリア着。

ここ、横川サービスエリアは本当に高原の中にあります。どっとこむライナーの運転手さん曰く、真夜中になるとタヌキやキツネがやってきて、本当にぶつかりそうになるとのこと。彼らの目的は、ここのサービスエリアのゴミ箱。よって、横川サービスエリアのゴミ箱は、蓋付きの構造になっています。

日曜日のお昼時の平和な時間が流れています。


場所は横川ですが、高崎名物ダルマも鎮座。

高崎駅名物だるま弁当と横川駅名物峠の釜飯が仲良く鎮座しています。

しかし、ここでのとやどこ管理人のイチオシはこちら上州屋さんの、

たません310円。大阪あたりでは、有名なおやつだそうですが、これが本当に美味い!キャッチフレーズは、食べにくいのが大阪流!

エビせんの上に焼き卵と揚げ玉とソースを塗っただけの食べ物ですが、ハマるんですよ、この味。そして、食べにくい!

たませんのソース味を楽しんだ後、バスは高原の中を走って行きます。写真は、高速道路にかかる巨大な吊り橋。

上信越道の上り線はさらに高い場所を走っています。

佐久あたりの長いトンネルを通っていても、ギリギリ3G回線のインターネットが通じるのは地味に便利でした。全てのトンネルでネット回線が繋がるNEXCOは称賛に値します。北陸新幹線のトンネルにも早くネットを!

トンネルを抜けるとそこは佐久平だった。

ここからはずっと下り坂が続きます。横川越えは、本当にアップダウンの繰り返しでした。そこを高速で抜けていくEW7系ってすごい。

こちらは、上田にある有名な高速道路のメガネ橋。

更埴ジャンクションでは右にカーブ。

バスは長野インターで高速道路を降ります。

バスは長野市内を走ります。途中、古戦場なんていう地名も。

善光寺も近づいて来ました。長野駅もすぐです。

新宿を出てから4時間後、長野駅前到着です。このバス停、当初は地元の私鉄系のバス会社が独占的に利用していたものを、この昌栄運輸が訴訟により使用権を獲得した場所とのこと。どっとこむライナーのやる気がうかがえます。富山にも、このような気概がある会社はないものでしょうか。

ご開帳後の長野駅は、良い意味で落ち着いていました。

後は、こいつに乗って富山に戻るだけです。

今回、バス旅、本当に1300円でいいのかと思えるくらいに、充実した内容でした。鉄タビとは一味違う、高タビ、二回目の富山に来る方の新しい楽しみ方としてオススメです。















前回のエントリーであったJRのポスターの周遊図、これによると飛騨高山からは遠まわしに松本経由で新宿まで来るようにアピールしているように見えますが、肝心の飛騨高山から松本までのルートの記載がありません。

もちろん、この区間に鉄道が走っているわけでもなく、実際は地元のバス会社が運行するバスに乗り込んで移動となります。高山バーガーでお腹を満たした後は、バスで松本まで移動しましたが、そこにあったのはフォッサマグナが横たわるアップダウンが激しい秘境の旅でした。



高山駅ヨコにあるバスセンターにやって来ました。JR高山線は、富山と岐阜とを結んで中部地方を縦断する配置となっているため、大阪や東京に向かうには使いずらく、高山市は飛騨地方の長距離バスのハブとしても栄えています。


何と言って一番人気は、高山と金沢を結ぶこの路線、通称「サムライルート」。高山、白川郷、金沢というザ「日本」な風景を楽しめるために、外国人観光客に人気があるのです。ちなみに、このバスセンターに「富山」の文字は全く見当たりません。なぜか、北陸新幹線開通後の3.14に高山ー富山の直通バスの運行をとりやめ、途中神岡(飛騨市)での乗り継ぎ便で運行を継続しているのですが、いずれにせよ富山のアピール下手がここでも炸裂です。特急ひだにあれだけの外国人観光客が乗っているというのに。


こちらできっぷをげっと。窓口には外国からの観光客の方も多く並んでいらっしゃいましたが、窓口の方が手際よく英語で対応。さすが、観光都市として一日の長がある高山です。


バスがやってきました。この日は、平日ということもあり、高山バスセンター発車時点で、乗客はとやどこ管理人1人。


高山市の郊外を抜けて、松本の途中、平湯(温泉)で休憩があります。


棚田の風景に、バスが傾斜を上っていくことに実感がわいてきます。


徐々に山奥に入っていきます。


渓流な風景が広がってきます。


途中、中部山岳国立公園に入っていきます。


トンネルを超えるととそこには絶景が広がっていました。休憩ポイントの平湯(温泉)まではあと少し。途中、道路横にあった温度計は23度を示していました。高山市の30度から一気に7度もダウンです。


高山から1時間弱で、平湯温泉バスターミナルに到着。ここからは、多くの乗車がありました。富山から、直接この平湯温泉まで抜けられてきた方もいたのでは。


ここ平湯温泉バスターミナルでのおすすめは、こちらで売っている「鶏ちゃんからあげ」。鶏ちゃんとは、飛騨地方名物の鶏肉を味噌で漬け込んだもの。もともとはそれを焼いた「鶏ちゃん焼き」が全国的にも有名になりましたが、これはそれをから揚げにしたもの。


210円でこの分量ですが、見た目以上にボリュームがあり、さらに味噌味がいいアクセントになっています。ちなみに、お隣のビールは、標高が高い場所ということもあり、通常より多少お高めでした。


バスは、フォッサマグナのど真ん中を貫く、安房トンネルを抜けて松本へ向かいます。


火山帯直下を通るため、4370mを掘りぬくのに18年間、この18年間という歳月は長野オリンピックのために工期短縮を図ったために実現したもので、本来なら25年間ほどかかったということ。その間、水蒸気爆発による犠牲者4名を出す難工事に。日本の土木技術を駆使して完成させたこのトンネルを見るにつけ、北回り新幹線なんてあり得ないということを実感。


直線が続くトンネル内の出口直前で、急カーブが。水蒸気爆発により、急きょルート変更になった部分。


トンネルを抜けると、そこは長野県だった。


左側には、旧安房峠への入り口が。安房峠を抜けるのに2時間、今は、トンネルで5分。


トンネルを出た突き当りを、右に行くと松本、左に行くと上高地。上高地側にいる警備員は、マイカー規制されている上高地線に誤って一般車両が進入しないように警備するため配置。


上高地の入り口、釜トンネル。


ここから、松本までは、完全な下り道が続きます。一般車で来た場合、ニュートラルに入れっぱなしで、車は進んで行きます。


旧道の橋を発見。かつては、こんな道を行き来していたのか。


こちらは、土砂崩れで、使えなくなった道。かわりに、橋を架け替えました。


国道158号名物、ダムの上の車道。


くねくねとダムの上を進んで行きます。


ダムの周囲はさながら要塞の風貌。


ダムを抜けると、トンネルに。トンネルは思った以上に狭く、バスとトラックのすれ違いの時は、スピードダウン。


トンネルを抜けると、そこは絶景だった。


絶景が続きます。


車窓に、松本電鉄の新島々がやってきたら、松本駅はあと少し。


国道沿いの風景も、地方都市の郊外のそれになってきます。セブンイレブンの看板を見てふと感じる安心感(俵万智風に)。


高山バスターミナルを出て、約2時間、松本に到着しました。夕方近いのに、この日の松本は31度の気温。清涼な平湯温泉から、また真夏に戻りました。

富山駅を出てから、6時間弱、まさに飛騨山脈をぐるっと一周してきたことになります。この旅を通じて感じたことは、同じ飛騨山脈でも富山から見る立山連峰、平湯から見る焼岳、松本から見る槍ヶ岳で、表情は全く異なるということでした。山好きな方から言わせると「何を今さら」と感じられるかもしれませんが、八尾~高山~平湯~松本と移動していくうちに、今まで一つの方向(富山側)からしか見ていなかった飛騨山脈が多彩に変化して様は本当に感動しました。

この風景は、今まで、本当の山好きか、時間に余裕がある人しか体験できないものでしたが、安房トンネルと北陸新幹線で多くの方にアクセスが容易になりました。(このエントリーのルートも、東京駅を8時前の北陸新幹線に乗れば、日帰りで経験できます。)

長野駅から始まって、富山、飛騨高山ついでに高山バーガー経由、松本行き、飛騨山脈満喫ルート、この夏は、これですね!

(あとがき) 

この後、とやどこ管理人は、急いで大糸線経由で富山まで戻りましたが、松本駅では、お約束の駅そばをいただきました。ああ、美味い!

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