カテゴリ: グルメ


前回のエントリーで紹介した、北陸3県のセブンイレブンの弁当類に富山産コシヒカリを使用し始めた話の続きです。http://toyadoco.blog.jp/archives/1053748314.html

セブンイレブンでは富山産コシヒカリを使用する包括協定を富山県と結んだ記念として、富山味わい弁当を発売。コンビニ弁当としては多少お高い650円ですが、通常の駅弁の6割程度の価格で、それに駅に行かなくても県内のあちこちにあるセブンイレブンで購入出来るため、車で富山を訪れた方にも手軽に楽しめる点がポイントです。早速、試食してみました。

こちら、セブンイレブンの店頭にならぶ「富山味わい弁当」。数量限定のため、どこのお店でも1、2個しか置いてありません。

同じく、包括協定を記念して発売された、セブンイレブン富山特製「富山ブラック」。今度はこっちもチャレンジしたいです。

弁当全景。

パカッと開封するとこのような感じです。ブリ大根のブリがかなり大きです。ただし、このブリは富山産ではありません。

お品書きはこちら。リンゴは黒部や魚津が有名です。

カニ飯部分の半分を占めるほど大きなブリ。大きのは嬉しいのですが、通常「ブリ大根」はブリと大根が同じ割合なので、大根ももう少し大きい方が嬉しいですね。

肝心なお味の方は、おそらく冷凍ブリを使っているため、風味が寂しい気もします。しかし、コンビニで「ブリ大根」を販売しようとするチャレンジ精神には敬意を表したいですね。

本来は煮物の上にのせる「とろ昆布」(=富山ケンミンの活力の源)を、カニ飯の上にのせていただきます。 

このカニ飯は上手くまとめられていて、なかなかの美味しさ。

こちらおかず群、左上から、「富山の味煮物」「りんご煮」「すり身揚げ」「鶏肉とキャベツの味噌炒め」「里芋団子の和風あんかけ」⇦これだけ、箸をつけている写真になってしまいました。

よーく見たら、お酒のおつまみにぴったりな内容になっています。北陸新幹線の中でも「あり」だとは思うのですが、難点は「駅弁」と比較して「風情」に欠ける部分でしょうか。

上の写真では見えにくい「鶏肉とキャベツの味噌炒め」を、広げるとこんな感じです。本当にビールが進む味です。

リンゴ煮はデザートとしてだけではなく、「箸休め」としても使えます。

コンビニ弁当の宿命ですが、全体的に味付けは濃くなっています。その部分の賛否が分かれると思いますが、ブリ大根を弁当にしてコンビニで販売するという大胆な試みは値千金です。

そんな新しい試みの、セブンイレブンと富山県のコラボ商品「富山味わい弁当」、ブリ大根とおかずをアテに楽しんだ後に、カニ飯で締めるというやり方がオススメです。


魚が美味いと評判の富山県ですが、来県された方が口々におっしゃるのが富山の水の美味しさです。

それもペットボトルで販売されている水ではなく、水道の蛇口から出てくる水道水そのものが美味しいという意見が多いです。


そんな中、セブンイレブンについて以下のような記事が日本経済新聞に掲載。

なんと、3月10日より北陸3県のセブンイレブン全店舗の弁当類に使用するお米に富山産コシヒカリを使用!富山の銘水で炊いた富山産コシヒカリのおにぎりやお弁当が、県外の観光客の方にも手軽に、それも24時間楽しんでいただけるようになったのです!

たかかが、コンビニのおにぎりと侮ることなかれ、富山のセブンイレブンにも、地域独自のおにぎりがあります。一番のオススメはこちら、
西日本ではお馴染みですが、とろろこんぶを使ったおにぎり、それも二種類入ってお値段140円とかなりcoolな商品です!

そして、これもオススメ
ます寿司の感覚を手軽に味わえる、ますの押し寿司、お値段少し高めの170円ですが、ます寿司のますって、大手コンビニの力を持ってしてもこれだけのコストになるということですね。


セブンイレブンは富山エキナカや金沢駅の改札内にもありますので、春の18きっぷシーズンにあいの風鉄道やいしかわ鉄道を乗り継いでいる途中で軽く食事をとりたいという方にもオススメです。

追記:
セブンイレブンに寄ったら、店内で販売している100円コーヒーも超オススメです。なんてったって富山の水で淹れているので、本当に美味い。100円であれだけの味が楽しめるなんて奇跡です。

11月10日の富山県庁、富山県のマスコットキャラ「きときと君」と、ミシュランマンが仲良く並んでいます。


この日急きょ発表されたミシュランガイド「富山 石川(金沢)版」の発行。

今まで国内でミシュランガイドの対象とされたのは、首都圏・関西以外では、福岡・広島・北海道のみ。

そこに、堂々の「富山 石川(金沢)版」もノミネート。さらにさらに、今までは、「るるぶ」とかJTBの旅行パンフは、大きく「金沢」 の文字の後に小さく「富山」とあったのが、フォントの大きさが同等な上に先行に「富山」の文字。

まさに、富山第一が星稜をサッカーで下した以来の快挙!

と、冗談は(半分本気でしたが)さておいて、このミシュランガイドが発行されるのは、早くて来年の5月以降。

ということで、とやどこでは来年の5月まで待ちきれない方のために、ここは確実に星2つ以上来るだろうなという場所を3つ予想させていただきました。

まずは、富山の美食の定番中の定番。
五万石(ごまんごく)。 


関西出身のオーナーが、40年以上にわたり、富山の食材を生かした和食料理を提供してきた、富山の「和」の定番。後述するフレンチの「レボォ」もそうですが、富山の料理界をリードされている方の多くが「富山の食材に魅入られた」いわゆるよそ者・若者の方が多いです。ここのおせち料理を正月に仕出しとしてオーダーするのが富山ケンミンのステータス。

お次は、富山発フレンチ、若きシェフが富山の素材を駆使してあのノーベル賞街道の富山市大沢野で展開するレストラン、
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あの山本益博氏して「目もくらむような才能」と評した谷口英司シェフは、富山の海の恵みどころか、大地の恵み、山の恵みをそのアンテナを駆使して各農家から直接仕入れたオール富山素材で富山キュイジーヌを提供。
「地方版」のミシュランではなく本家のle Guide Michelinの調査員であっても確実に唸っているレベル。おそらく、ミシュランの調査員も季節を替え複数回に渡って訪れているのでは。

富山の「磯料理」ならここ、
松月(しょうげつ)
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白エビを始めとする季節の富山湾の幸をこれでもかと楽しませてくれる店(らしい・・・・。) と、いうのは、このお店は「レストラン」というレベルを超えて完全な料亭レベルなので、富山ケンミンはもちろんのこと観光客の方ですら、なかなか入れないお店なんですよね。

いわば、富山の「吉兆」みたいな感じのお店ですが、北前船の寄港地として栄えた富山市岩瀬地区に古くからある老舗中の老舗だけに三ツ星は確実か???

と、ここまで正統派の「グルメ」なお店なんですが、最近は「串カツ」や「お好み焼き」なんかのご当地系グルメが掲載されているのがミシュランの「地方版」の特徴らしいのです。

では、富山の「ご当地系グルメ」でミシュラン入りするのは??

いくらなんでも、「富山ブラック」はミシュランとは相容れない代物なので、期待をこめて、つい先日ケンミンShowで華々しい全国デビューを飾った「ぼてやん多奈加」のお好み焼きが星1つくらいで登場する可能性があります。
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ちなみに、本家ガイドの旅行版
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、「五箇山」が三ツ星の旅行先として掲載されています。

発売は、来年夏、どうせなら「立山そば」も食べてみてくださいね、調査員さん!!


先日も、ふらっと行ったぼてやん多奈加。当ブログでは既に紹介済みの富山オリジナルのお好み焼きのお店です。

写真は、この日オーダーしたエビ玉とビール。焼き上がりに時間はかかりますが、この独自の食感にクセになってしまいます。

そんな、「ぼてやん多奈加」が、急遽全国ネットのテレビに登場する可能性が!


本日のテレビ欄のケンミンショーにこんな紹介文が。これ、もしかしたら、ぼてやん多奈加のことじゃ?

さらにさらに、先週のケンミンショーの予告ではこんなシーンも。
   (c)  ytv

手元にあるぼかしがかかった皿が、ぼてやんの青いプラスチックの平皿見えるんですよね。

と、とやどこには、かつて「恋仲」の最終ロケ地を予想して、まんまと大外しした「前科」があるので大きなことは言えませんが、、、、


いずれにせよ、本日のケンミンショーは「富山のお好み焼き」が紹介されるのは確か。

しかし、今日は裏番組で、
サッカー日本代表と野球日本代表が控えているという大激戦な日!さらには、富山ではあまり関係ありませんが全国的には「和風総本家」も控えています。(なんということでしょ〜)。

つまり、富山のお好み焼きvs サッカーの本田、中居くんと主砲中村、天童将棋のコマという手強い相手を向こうに回して視聴率を獲得するという、ニュースウォッチ9ですら報じない熱い戦いが展開されるわけです!

ま、これじゃ、当の富山ケンミンですら、6チャンネルか8チャンネルを見てしまいますね〜。

圧倒的にアウエーな富山のお好み焼き、放送は本日夜9時。


天皇皇后両陛下は26日、富山県内における全ての日程を終えられ、同日の15:00に富山きときと空港からの特別機で帰京された。

10:00まえ 3日間のお宿となったANAクラウンプラザホテルを御料車が出発。

富山インターまでの道すがら、沿道に御会釈。

10:20 富山県滑川市の研修施設、サンアビリティーズ滑川ご到着。

11:03 同市内の栽培漁業センターへ移動。磯野センター長が出迎え。お魚に関する施設だけに、イソノさんがセンター長なのでしょうか。

ノドグロの稚魚が泳ぐ水槽を前に、磯野センター長が両陛下にご進講。


昼食は、富山インターからすぐ近く、空港からも近い富山広域消防防災センターで。晴れ渡った富山平野から眺める立山連峰をご案内するセンター長。

14:00 ごろ 御料車は富山きときと空港へと向かいます。

富山きときと空港名物、川の堤防をまたぐ日本一長いボーディング上で、陛下から労いの御言葉を賜る石井県知事。

そして、ボーディングブリッジから富山県民へも、御会釈。

15:00 全日空の特別機にてご帰京。

北陸新幹線の開業日以来、富山県内が笑顔につつまれた3日間となりました。
本当にお祭りムードだったんですよね。いらっしゃるだけで、人を元気にしてしまう天皇陛下の存在って、やっぱりすごいと思いました。

あの3.11を、東北の方々がなんとか乗り切ろうされているのも、陛下のお力添えも大きいのだと実感。

そんな、富山県民が元気をもらった富山行幸啓、地元局でも取り上げられたエピソードはこちら。

1.陛下、乾杯用の地酒をすべてお飲みになる。
こちら、初日のレセプションの乾杯のシーンです。通常、天皇皇后両陛下におかれては、あくまでも杯を持ち上げられるだけにとどまるそうですが、天皇陛下が今回は実際に地酒をお飲みになっている様子がわかります。

宮内庁筋によると、これはかなり珍しいとのこと。

そんな、御用達の栄誉を授かった地酒が、こちら、富山では定番中の定番、桝田酒造の満寿泉の大吟醸「寿」。

富山の人気のお土産品に早くも加わりそうです。獺祭に続け、満寿泉!

2.お宿と富山城を結んだ、両陛下と富山県民のまさかのコラボ実現!

以前のエントリーでも紹介しましたが、お宿となったANAクラウンプラザからは、富山城址公園の富山城を臨むことができますが、

夜の富山城に富山県民集結! 日の丸や提灯をお宿に向けてふると、

何やら、ホテルの一室からそれに応えて揺れる提灯が、これは?

提灯の主は天皇皇后両陛下!この演出には、多くの富山県民がハートを射抜かれてしまいました。

最後に、とっておきのグルメ情報、今回のご来県中、両陛下が食事を召し上がった場所の中で、一般の方でも気軽に寄れる場所があります、それが、

2日目の豊かな海づくり大会の海王丸パークに向かわれる前に、昼食をとられた第一イン新湊内にある日本レストラン「潮騒」。ここでは、両陛下は富山湾の宝石、白海老を召し上がったそうです。

今度、両陛下は植樹祭のために2年後の2017年に再度、ご来県される予定です。

それまでに、さらにかがやいていたい富山県であります。

晩秋に我がすめらぎを見給えば すべてにぞあらん越志のかがやき
                                                                                            腰折れ





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