2015年10月

先週は、陛下のご来県の話題で持ちきりだった富山県。


この一週間の、富山の出来事を振り返ります。

25日
「富山きときと空港 冬ダイヤはじまる。」

最早、土俵際で俵を越えた感がある富山ー東京便、今回は多くの便で大幅に時刻を変更。特に、前回のダイヤで14:25に東京着だったANA316便は、到着時刻を2時間以上早め12:15に変更。完全に、「かがやき」を意識した時刻設定となっています。

増便減便の判断は12月ごろとのことなので、まさにこの1ヶ月が勝負。もし、搭乗率が上がらなければ、1日6便から4便への減便は避けられない状況に。


「高校サッカーは8強そろう。」

水橋、富一、中部と順当なメンバー。このままいけば、11月3日の準決勝で、水橋vs富一の「富山ダービー」が実現する可能性が。

26日
「東京丸の内の各ビルで 富山 旨いもん巡り 始まる。」
detail
http://www.marunouchi.com/event/detail/2441

東京でも富裕層が消費をする、いわゆる「丸ビルエリア」で富山をアピールする意義は大きい。できれば、ここで「きときと空港」もアピールすればいいのに。

「TOYAMAキラリ 10月15日で利用者17万越え!」

富山市教育委員会会議が発表。1日あたりの来館者数は3255人!と、昨年度の5倍。しかし、図書貸し出し数に大きな変化はなし。

図書館ではなく、ガラス美術館とレストランにたまたま図書館がついている面白い観光スポットっていう位置づけでいいのでは?巷では、CCC(蔦屋)が運営する図書館がブームですが、早くも軋轢が起きているようですし。
神奈川県海老名市の図書館も離婚調停???

27日
「内閣府交付金 富山県へは約4億円配分 全国で3位」

ちなみに、1位熊本、2位三重の順。配分は、「観光の環境・拠点整備」に1.5億円、「移住対策」に0.75億円。
お願いですから、誰も見向きもしないようなセンスがない「観光案内所」に予算をつぎ込むのはやめてくださいね、
新総曲輪のみなさん。

「JR西 北陸新幹線の雪害対策発表。」

積雪が多く、人家が少ない富山ー黒部宇奈月温泉館では、高架から地上に雪を落とす方法を全国で初めて採用。
その他の市街地では、線路わきに雪を貯めるスペースを用意したとのこと。

「かがやき」が富山の豪雪と、どう対峙してくれるのか、なぜかワクワクしてしまいますね。

「ゴールドウィン、9月中間期の業績予想を上方修正。」
_CB357260601_SX300_

みなさんは、このブランド、実は富山県小矢部市(三井アウトレットモールがある)で生産されているってご存知でしたか?会社名はゴールドウィン。今では、本社の登記こそ東京となっていますが、YKKと同じく富山創業の会社です。

そんな、ゴールドウィン、赤字予想だったケイツネ、純損益ともに、このブランドのおかげで黒字に。純利益は、連結で前回予想の7割増2.9億円に!

これも、北陸新幹線効果???(まあ、関係ないですが。)

「砺波市 市内の全ての中学の中3教室にエアコンを導入。」

今さらな感じです。精神論だけでは、学力はつかない。他の市町村の教育委員会も、早くこのことに気付くべき。このままだと、富山の学生の18歳学力は、設備を整えた東京・横浜・関西の私立中学出身者に大きく差をつけられてしまう。

教育県を自負しているからこそ、片山学園に通えない状況の子供にも、環境だけは整えてあげるべき。

「新幹線開業後の交通調査 県内24ヶ所一斉に」

調査員170人態勢で、始発から最終まで調査。今回は、「駅」だけではなく、富山空港や路面電車の電停でも実施。さらには、外国人までも調査の対象としたとのこと。

これにより、高山ー白川郷ー金沢のサムライルート匹敵するような、隠れた「トヤマルート」が浮かびあがってくるかもしれません。

と、言いつつ、12月1日から高山ー白川郷ー富山の「トヤマルート」を結ぶバスがついに運行!
http://www.nouhibus.co.jp/new/20151023.14_oshirase.html

北陸ディスティネーションキャンペーンの効果がありすぎ!」



JR西の野中支社長によれば、4月~9月期の1日あたりの(上越妙高ー糸魚川)平均利用者数が2万6千人だったのに対して、10月1日以降の平均利用者数は2万9千人と1日あたり3千人も増えたとのこと。上期には、GW、お盆、SWの3カードがそろっているので、10月1日以降のこの数字が、いかにすごいかがわかります。

しかし、その裏で、富山きときと空港が「きときと」でなくなっていくような気が・・・・・。

28日

「富山銀行 東証1部上場へ」


県内企業では3月のアルビス(食品スーパー)に次いで16社目。ちなみに、「富山」銀行と言いながら、本社は「高岡」。「富山」新聞も、実質の本社は金沢。

最近、県内最大の某地銀は「ほくほく」顔じゃないんで、この一部上場、「ファースト」になるか??

「日本一使いやすいサイト 富山大学が2年連続1位!」
http://www.u-toyama.ac.jp/news/2015/1028.html

日経BPコンサルティングが28日に発表。地元紙でも3行記事扱いでしたが、これかなり重要でっせ!
SNS世代の中心層、高校生の情報入手先の9割がスマホ、「新聞何それ?」の価値感の彼らにリーチできる否かはすべてはクリックされるサイトにかかっている。

北陸新幹線+サイト+梶田効果で、今年も志願者増で行け!我が富大!(と、母校ではありませんが・・)

29日

「グランプリに新湊漁協 政府の「農山漁村の宝」」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/article/204161

  ベニズワイガニほおばっている場合じゃないでしょ、、

TPPがらみか、はたまた予算獲得が目的かどうかはわかりませんが、農林省が主催しているこのグランプリ。当の、富山ケンミンが初めてその存在を知ったくらいです。

富山の魚と言えば、「氷見」がダントツに有名ですが、地元民は「氷見」と同様に、魚ということになれば、立川志の輔師匠の地元でもある「新湊」にも一目を置いております。最近は、昼セリをはじめ色々と新しい試みを始める市場を始め、内川地区は、映画やドラマの「恋仲」のロケ地、さらにはJR東日本の「大人の休日」で吉永小百合さんをモデルとしたポスターの撮影場所としても有名になってきました。

そんな勢いに乗る新湊。が、ベンチャー企業だろうが補助事業だろうが、政府「お墨付き」をもらった途端、失速し始めるケースが多くあるんですよね。

あの、「風の盆」は政府からは「無形文化財」の指定すら受けてないのにあの盛り上がり様ですから。

「スーパーのアルビス 過去最高益」
http://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-33582130.html

県内ではライバルの「大阪屋」と日々激しい安売り合戦を繰り広げるスーパーアルビス。9月中間期決算で過去最高益を達成。特に、注目すべきが部門別で「生鮮」が7.5%と一番の伸び。「生鮮」=お刺身なので、これ明らかに北陸内だけの内需じゃなくて、新幹線効果による外需効果もありますね。

かつて、当ブログのこのエントリーも売り上げに貢献しているかもしれませんよ、アルビスさん!

31日
「CAサミット inとやま開催」
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20151101204.htm



CAが情報発信するっていうセンスに「いつの昭和?」と、違和感を持ったSNS世代でも多いのでは。もちろん、参加したCA32人が全員ANAグループのCAというオチまでついています。
(きときとしていないし、かがやいてもいませんね・・・・。)

こういう「アゴ、アシ」つきでいらした方々が発信する「富山の魅力」ほどリアリティーがないものはないですよね。 
 前日、「自社便」にて来県されたCAの皆様。


どうせなら、全国の「ニート100人」を富山に集めて、「ニートサミット inとやま」でも開いた方が、よっぽど面白いかもしれません。(例えば、気に入った場所が「滑川」、理由「無職でもばれなそう雰囲気」とか。)

六本木ヒルズの住人30人を呼んで、「六本木ヒルズ inとやま」とかもいいですね。(気に入った場所「魚津」、理由「日本カーバイトが投資先として面白そう。」とか。)

このANA様様政策、いつまで続くのでしょうか・・・。


以上、10月31日までの富山でした。


天皇皇后両陛下は26日、富山県内における全ての日程を終えられ、同日の15:00に富山きときと空港からの特別機で帰京された。

10:00まえ 3日間のお宿となったANAクラウンプラザホテルを御料車が出発。

富山インターまでの道すがら、沿道に御会釈。

10:20 富山県滑川市の研修施設、サンアビリティーズ滑川ご到着。

11:03 同市内の栽培漁業センターへ移動。磯野センター長が出迎え。お魚に関する施設だけに、イソノさんがセンター長なのでしょうか。

ノドグロの稚魚が泳ぐ水槽を前に、磯野センター長が両陛下にご進講。


昼食は、富山インターからすぐ近く、空港からも近い富山広域消防防災センターで。晴れ渡った富山平野から眺める立山連峰をご案内するセンター長。

14:00 ごろ 御料車は富山きときと空港へと向かいます。

富山きときと空港名物、川の堤防をまたぐ日本一長いボーディング上で、陛下から労いの御言葉を賜る石井県知事。

そして、ボーディングブリッジから富山県民へも、御会釈。

15:00 全日空の特別機にてご帰京。

北陸新幹線の開業日以来、富山県内が笑顔につつまれた3日間となりました。
本当にお祭りムードだったんですよね。いらっしゃるだけで、人を元気にしてしまう天皇陛下の存在って、やっぱりすごいと思いました。

あの3.11を、東北の方々がなんとか乗り切ろうされているのも、陛下のお力添えも大きいのだと実感。

そんな、富山県民が元気をもらった富山行幸啓、地元局でも取り上げられたエピソードはこちら。

1.陛下、乾杯用の地酒をすべてお飲みになる。
こちら、初日のレセプションの乾杯のシーンです。通常、天皇皇后両陛下におかれては、あくまでも杯を持ち上げられるだけにとどまるそうですが、天皇陛下が今回は実際に地酒をお飲みになっている様子がわかります。

宮内庁筋によると、これはかなり珍しいとのこと。

そんな、御用達の栄誉を授かった地酒が、こちら、富山では定番中の定番、桝田酒造の満寿泉の大吟醸「寿」。

富山の人気のお土産品に早くも加わりそうです。獺祭に続け、満寿泉!

2.お宿と富山城を結んだ、両陛下と富山県民のまさかのコラボ実現!

以前のエントリーでも紹介しましたが、お宿となったANAクラウンプラザからは、富山城址公園の富山城を臨むことができますが、

夜の富山城に富山県民集結! 日の丸や提灯をお宿に向けてふると、

何やら、ホテルの一室からそれに応えて揺れる提灯が、これは?

提灯の主は天皇皇后両陛下!この演出には、多くの富山県民がハートを射抜かれてしまいました。

最後に、とっておきのグルメ情報、今回のご来県中、両陛下が食事を召し上がった場所の中で、一般の方でも気軽に寄れる場所があります、それが、

2日目の豊かな海づくり大会の海王丸パークに向かわれる前に、昼食をとられた第一イン新湊内にある日本レストラン「潮騒」。ここでは、両陛下は富山湾の宝石、白海老を召し上がったそうです。

今度、両陛下は植樹祭のために2年後の2017年に再度、ご来県される予定です。

それまでに、さらにかがやいていたい富山県であります。

晩秋に我がすめらぎを見給えば すべてにぞあらん越志のかがやき
                                                                                            腰折れ






本日25日、天皇皇后両陛下は、射水市海王丸パークで開かれた全国豊かな海づくり大会の放流行事に出御。

それに先立ち、午前中は同市の高周波ホールで行われた記念式典にご臨席。
10:45 式典会場に到着後、石井富山県知事の案内でお席に移動。

オーケストラによる演奏を受けられて、御席(みまし)へ御到着。

両陛下ご臨席のもと、県内の漁業功労者に対する表彰式などが行われました。

小学生が書いた「富山湾とブリ」についての作文も御拝聴。

午後は、同市の海王丸パークへ移動。

14:40 御料車が海王丸パークに到着。

ここでも、石井富山県知事が出迎え。

陛下のお身体に手を添えられる皇后様。

 地元、加茂神社の神事「稚児舞」をご鑑賞される両陛下。

大会参列者に御会釈。

ご放流所に到着後、富山湾にゆかりのある船による海上パレードをご観覧。

地元、氷見高校、滑川高校の生徒から魚を受け取られる両陛下。

(玉音)
「(クロダイに対して)大きく育っていますね。」

両陛下に見守られて、魚たちは富山湾へと向かいます。放流行事には、丸川環境大臣も同席。

この日放流された「御製」の魚を、数年後誰が頂くのでしょうか。

15:10ごろ ご退席されて、お宿へ戻られました。


天皇、皇后両陛下は25日に富山県射水市の海王丸パークで開催される全国豊かな海づくり大会出御のため富山県内入りされた。

13:46 団体と表記された「お召し」北陸新幹線の10号車から降車される陛下。降車時、JR西の真鍋社長に御会釈。

降車される時に、皇后様にお手を差し伸べられる陛下。

ホーム上で、石井富山県知事に拝謁。

御料車は、富山駅前広場で両陛下を待ちます。

13:50 富山駅南口にお出まし。

 菊花紋章ナンバーの御料車は、イタイイタイ病資料館へと向かいます。

 鏡森館長が両陛下をご案内。

 (玉音)
「飲み水だったのですか。」
「こういう病気が出ているということはかなり前からわかっていたのですか。」
「外国でもイタイイタイ病が発生しているところはあるのですか。」
「大事ですね。みなさんに知らせる意義は多い。」

その後、お宿となるANAクラウンプラザホテル富山へ。

お宿にてお召し物を替えられた後は、館内で小学生が描いた絵画をご観賞。

(玉音)
「これは、ダイオウイカですか。」

夜は、歓迎レセプションにご出席。


高だかとみねみね青く大空にそびえ立つ見ゆけふの朝けに
                                                                                御製

image

本日、10月22日の読売新聞の電子版に、北陸新幹線「はくたか」の停車パターン変更を大きく示唆する記事が掲載されました。

「はくたか」停車駅絞り、時間短縮検討…JR西

記事を要約すると、

・停車駅が多い「はくたか」の一部列車について、次期ダイヤ改正で停車駅を絞って所要時間の短縮を図る

・東京―上越妙高間を管轄するJR東と調整を進めている

・「はくたか」の準急タイプは、東京―富山間の所要時間は2時間半前後かかり、最速2時間8分の「かがやき」と比べると遅い。

以上の、ことを踏まえると、新しい「はくたか」の停車パターンは「富山ー東京間」の所要時間短縮を目論んでいて、
JR東日本とも調整しているということは、上越妙高ー東京間での停車駅の削減を要請しているということになります。

記事の最後では、「新高岡駅のかがやき停車については消極的」であることがわかりますが、JR西日本はその「落としどころ」して、この「速達はくたか」を持ち出してくるのではないでしょうか。

もちろん、JR東日本の区間だけに停車駅の削減を要請しておいて、自社区間にすべてのはくたかを停車させることはあり得ないので、自社区間でのはくたかの停車駅の削減も検討していると思われます。

そうなると、真っ先に通過駅候補となるのが北陸新幹線のJR西日本管内の駅で最も利用者数が少ない糸魚川駅ではないでしょうか。

逆に、世界のYKKを擁する黒部宇奈月温泉駅については、「かがやきの一部停車」を要請するほどの勢いなので、「速達はくたか」の通過駅ではなく、停車駅の候補に入るはずです。

現在、「かがやき」の停車を要請している駅は、「新高岡」「黒部宇奈月温泉」「上越妙高」の3駅ですが、「速達はくたか」は、この3駅の要請を妥協させる停車パターンになると思われます。

そう考えると、大宮以降は、軽井沢ー長野ー上越妙高ー黒部宇奈月温泉ー富山ー新高岡ー金沢と、JR東日本にとっては軽井沢と上越妙高という2大ドル箱駅を抑えた、JR西日本にとっては「かがやき停車請願駅」に対する落としどころになる、両社にとっても旨味がある停車パターンになるのではと予想します。

このニュース、21日の記者会見で発表されたものですが、地元の夕方のニュースではNHKも含めて各社スルー、
当の読売新聞でも紙面にはなく電子版のみの掲載なので、さらなる詳細は不明ですが、今後の動きに注目です。

↑このページのトップヘ