本日は、富山市議会の補欠選挙の投票日。

欠員13人に、25人が立候補。

任期は来年の4月まで。しかし、そんな半年足らずの任期のためにかかる経費は、

1億2千万円!

富山市の有権者が34万人くらいだから、頭割りすると今回の投票所への「入場料」350円ほどを強制徴収された計算になります。

ちなみに富山県の水墨美術館の入場料は200円。

そんなシラけたムードの中、午前10時の投票率が、

3.53%

少ないように、感じますが、前回選挙の同じ時間帯の投票率は9.13%!

つまり、少ないを通り越して、前回の6割減という富山市政への高い「不支持率」を反映した結果となっています。

そんな低調なムードが予想されていたのか、地元紙は一面に、投票を促す社説を掲載。

投票締め切りは、今夜8時。

本日は、日曜日のためローカルニュースの放送時間が少なく、補選の状況はなかなかわかりづらいのですが、全国放送ではTBSの夕方のニュースで扱いがあるようです。
(実は、今回の不正発覚の端緒は地元のTBS系列局の取材だったのです。)

さて、そんな今日、今年の夏、地元マスコミを賑わせた、中川某氏や谷口某氏は、どなたに投票されたのでしょうか。

そして、13時、富山市選挙管理委員会発表の投票率は10.36%。

前回選挙の最終投票率が53%なので、今回の補選への関心の薄さがさらに明らかになりつつあります。

15時の投票率は13.6%。

各陣営は、今回の投票率は30%台と予測していた所が多いようですが、このままの推移で行くと20%台もあり得るかもしれません。

(c)TBS

夕方のTBS系の全国ニュースで続報来ました。

17時の投票率が16.92%。

ここまで、2時間につき3%の投票率が増加している傾向が続けば、残り3時間で投票率30%台に届くのはかなり困難。

投票率20%台が現実味を帯びてきました。

 (c)NHK

先程、日曜日なのでローカルニュースの時間が少ないと書きましたが、地元のNHK富山放送局では、開票速報を行える体制でいるようです。

もしや、8時の真田丸の放送と同時に、最初の当確速報が来るのか!?

19時半の投票率は20.66%。これで、投票率20%台が確定ですね。

21時過ぎに、最終の投票率は26.94%と選管が発表。

これ、前回の市議会選挙の投票率53%のほぼ半分。誰も期待していない富山市政。

開票作業は21:15から富山市総合体育館で行われていますが、少ない投票率の中、多くの候補者が立候補したせいか、地元マスコミも出口調査からの予想に苦戦しているようで、投票締め切りから2時間以上経過しても、あのNHKですら、当確予想を誰一人打てない状況に。

23時時点で、開票率64%にも関わらず、定員13人の中、16人の候補者が同一の得票率、まさに混戦!

23時半、NHK当確第一弾来ました!




明けて、0:30、開票率100%ですべての当選者が確定。
と、ここまで、12人、

最後の1議席の明暗は、

まさかの、14票差、低い投票率ながら激戦だった今回の富山市議会補選。

ちなみに、13人目の当選者の金井氏は、地元で有名なオムレツ屋さんの元オーナー。

初夏から続いた、富山市の陣(乱?)、ここで一応終結。