高岡シミンである、登坂絵莉さん。遠く離れたリオの地でついにやってくれました。レスリング女子48kg級で金メダル獲得!

それも、ドラマティックな試合時間残り30秒での逆転勝ち!

残り2分、登坂選手は2ポイント差を付けられてアゼルバイジャンの選手を追います。

流れが変わったのは、相手の消極的プレーから得たアクティビティータイムにより1ポイントを得てから。

残り47秒、このままでは、勝利は相手方に、

さらに、残り26秒、審判から注意を受けます。誰もが富山ケンミン史上2枚目の金メダルを諦めかけた時、

残り5秒で逆転のビックポイントを獲得! 日本中がどよめきました!

フルタイム、勝利の雄叫びをあげる登坂絵莉選手。

国際映像に Eri TOSAKAの表示が出ます。

お約束のこれもやってくれました。

実は、この金メダル、今から37年前、富山の異なる中学で柔道やっていた二人の選手からストーリーが始まっていました。

選手の名前は、田知本又宏(やすひろ)さんと、登坂修さん。田知本さんは、地元中学をなんと全国大会優勝まで導きます。

中学時代に圧倒的な強さを誇った田知本さんと柔道で対戦したこともある登坂修さんは、高校進学後、レスリングに転向。言うまでもなく、後の登坂絵莉さんの父上となられるわけです。


この登坂修さんと同じ高校に、柔道の田知本又宏さんも入学。奇しくも高校の同級生となった二人は、柔道、レスリングのそれぞれの道で全国を制覇。

月日は流れて、家庭を持たれたお二方は、その技を今度は御自分の子供に伝授。田知本又宏さんの娘さんである田知本遥さんは、皆さんご存知のように柔道女子70kgでのリオ金メダリスト。

試合前にそんな田知本遥さんから金メダルを見せてもらった登坂絵莉さんは、大いに刺激を受けたようで、自らのSNSにもその様子をアップ。まさに、小杉町から高岡へ、金メダルのリレーが行われた訳です。
(試合後のインタビューで、田知本選手に金メダルを「見してもらった」と、富山弁で答えていたのが微笑ましかったです。)

試合後のインタビューでは、「馨さんの試合は終わりましたか?」と、逆インタビュー、試合後、すぐに同じ女子レスリングの伊調馨さんの応援に向かわれました。

そして、この登坂絵莉選手の劇的な大逆転劇がきっかけとなったのか、伊調馨さん、土性沙羅さんも、残り30秒の大逆転で金メダル獲得!

まさに、田知本遥→登坂絵莉→伊調馨→土性沙羅と金メダルのリレーが実現したわけです!

本当におめでとう!登坂絵莉選手!