(那覇市波の上ビーチ)

昨年のゴールデンウイーク、とやどこ管理人は沖縄から富山まで関空経由で移動。

その時は、特急はるか、サンダーバード、北陸新幹線を乗り継いでの移動だったのですが、2016年は青春18切符を意識して、あえて関空から各駅停車で富山まで移動してみました。

来たる、2016年夏の18切符シーズン、鉄分が濃いとやどこ読者の富大生、並びに琉大生、さらには富山沖縄の両「国際大生」の参考になりますよう。

しかし、那覇空港から富山駅まで11時間に及ぶ旅は、かなりハードでした。今回は、各駅停車の旅のどの部分で「飽き」がきたかも正直に語って行きたいと思います。

5月2日 9:23 那覇空港LCCターミナル
相変わらず、倉庫感満載というより、倉庫の中にあるLCCターミナル。まずは、9:40発のピーチMM212便、関西国際空港行きへと乗り込みます。

出発10分前になって、やっと後方窓側席の方から受付が始まります。

レーシートのようなピーチの搭乗券。前方の席なので、案内は一番最後でした。

9:36 徒歩で飛行機まで移動。この日の那覇市は曇り。お約束のようにゴールデンウイーク後半から、実質の梅雨入りとなる沖縄。

9:40 本来なら出発する時間ですが、まだ座席にすら座れません。まさに、LCCの泣き所である定時性の確保。LCCで利用されるエアバスの通路は一本。よって、利用客の「慣れ」も出発時刻に影響。

LCC慣れした人は、自席前に辿り着いたら、即荷物も手にして自席に入り、後方の方のために通路を空けます。しかし、不慣れな人は、通路を塞ぎながら棚に荷物を入れようと立ち止まるため、その度に渋滞が発生。この日も、そんな渋滞が多発。

9:45 しかし、そんな渋滞も、ピーチのCAが手際よく捌いていくので、5分後には全員が着席、ドアが閉まりました。ここら辺は、国内LCC実績NO1の実力を見せ付けてくれます。 それにしても、飛行機って天井からの圧迫感がすごい。

10:05 今度は滑走路が「渋滞」して、実際に飛び立ったのは、ドアクローズの20分後。いざ、関空へ。

11:49 2時間ほどで関空着。徒歩で建物へ。2時間という時間は、そこまで長いと感じることもなく、ちょうどいい時間。北陸新幹線のかがやきが1年経っても健闘している理由も納得。

と、関空までは近かったのですが、関空内はかなりの距離を移動します。まずは、何層もの階段を登り。

今度は、スロープを下り、

やっとロビーにとうちゃこ(火野正平)。

しかし、そこから駅まではバスで移動です。

バスは空港の敷地を一周していきます。乗車時間は5分以上。

12:03 やっとバスが駅のある第一ターミナルに到着。本来、乗車を予定していたJRの関空快速には、乗りそびれてしまいました。

前回のエントリー時も、LCCターミナルとJRの駅までの移動にかなりドタバタした記憶が。今回、サンダーバードではなく「各駅停車」としたのも、時間が読めないということも理由の一つです。

駅までの途中出くわした、アトリウム。記念撮影をしていたのは、とやどこ管理人だけではありませんでした。

なんかシャレオツな関空のターミナル1の駅ヨコ。これから電車の旅なのに、なぜかテンションが上がります。

南海電車のロゴも、普段見慣れない富山ケンミンにとっては旅情を煽ります。

今回は、南海の急行で先回りして新今宮駅で発車済みのJRの関空快速を捕まえます。新今宮までの所要時間は南海電車の方が短いようです。

電車のカラーリングも新鮮です。「なんば」と聞いたら、どうしてもグランド花月をイメージしてしまいます。

地元の方は見慣れているかもしれませんが、シートエンドのアームも関西の私鉄の特徴と感じます。

12:12 電車は泉州沖を快走。天気がよくて気持ちがいい。

最初の停車駅、りんくうタウンの風景。銀行や大学のビルが立ち並びます。東京における、幕張的な場所でしょうか。

12:14 ここで、路線を共有してきたJRと南海が分かれていきます。

南海電車に乗って気づいたのは、駅に着くごとに「普通車に接続します。」と入るアナウンス。「普通車って、じゃーグリーン車もあるの?」と思いましたが、普通車とは「各駅停車」のこと。これも、関西文化なのでしょうか。

12:27 南海は、今話題の「元プロ野球選手」を生んだこの街にも停車。

12:51 新今宮到着。ここでJRに乗り換えです。

南海はえべすさんにも駅があるんですね。

地面のガイドペイントは地味に便利。富山駅も早く見習うべき。

南海の改札を出ると、すぐにJRの改札が。南海の新今宮駅の中では、出店していたイカ焼きの屋台の匂いが充満。まさに、匂いで感じる大阪。(大阪のイカ焼きは、いわゆるお好み焼きです。)

JRのホームには、この電車が止まっていたので、車掌に「これ、大阪行きます?」と聞いて取り敢えず乗り込む。環状線だから、何れにせよ大阪には行けるのだとは思いますが、外回りか内回りかよく分からなかったので。

京セラドームきたーーーーーー!

13:07 大阪駅着。近代的な雰囲気です。

ホームでは、とやどこ管理人が好きな発車案内の電光掲示板を撮影。環状線なのに、東京の山手線と違い、様々な行き先の列車が発着。

本来なら大阪から、敦賀行きの新快速に乗り継ぐのですが、ここで途中下車。御堂筋の方へ行きます。

外に出て初めて気づいた、「沖縄より大阪の方が暑い!」この日は、西日本のほとんどの地域で夏日。

途中下車の目的はズバリ、串カツ! いざ、松葉総本店へ! しかし、開店前で、のれんは下がったまま。

気をとり直して、

(ハンフリー ボガード)「我々には百百(もも)があるじゃないか。We have always MoMo!」

13:25 ここ百百は梅田近辺の串カツ屋の中でもかなりディープな雰囲気。なんてったって、タバコは灰皿じゃなくてみんな床に捨てて行きます。(なんかスペインぽい、もちろんお店側の指示。)

お店は(大阪で言うところの)「お姉さん」2人組で切り盛り。

まずはサービスキャベツをツマミに、チューハイで攻めつつ、串カツを待ちます。右上が二度づけ禁止のソース壺。

13:30 五本セット到着。

13:36 牛串と黒ビールを追加。この時点で、かなりイイ感じになってきています。

13:48 大阪駅に戻ります。

と、ここで問題が。金沢まで切符を買おうにも、券売機では売っていません。みどりの窓口に並ぶ元気もないので、適当に1000円ほどの切符をポチって改札へ。

富山ケンミンの悲しい性、サンダーバードと聞くとついついホームへ。

11番ホーム、「富山方面」とあるけど、富山には行かないじゃん!と、毒付いていると、

ああ、乗り換えですね、わかります。

しかし、この表記、北陸の関西離れでなく、「大阪の富山離れ」を助長するような。早く、大阪まで通して北陸新幹線!と、思っていると、

ホームには、こんな看板が。

大阪駅でも北陸新幹線との乗り継ぎを大アピール。長野までは、名古屋経由の東海道新幹線の方が早いということは触れてはいけません。

さらに、テンションが下がるこの表記。

電光掲示板でも、車内販売がない事をアピール。

特急雷鳥の時代から、関西ー北陸間の特急は在来線一の花形区間。かつては食堂車やお座敷列車も連結し、本当にキラキラしていました。平成に入り、展望車両がついたスーパー雷鳥、そしてサンダーバードの投入と、まさに全国の在来線区間の雄として名を馳せて来ました。

しかし、北陸新幹線開業後の特急は、イマイチ元気がありません。あのキラキラした特急サンダーバードが、今では座席指定のライナーに成り下がっているような気がします。そして、関西ー北陸間にかつてあったキラキラは、まさに東京ー北陸間の「かがやき」にすべて持っていかれてしまっています。

富山ケンミンは、なんだかんだで関西好き。もう一度、関西ー北陸間、ひいては大阪ー富山間の鉄道がキラキラする事を願いつつ、敦賀行きの新快速を待ちます。

(つづく)