11月10日の富山県庁、富山県のマスコットキャラ「きときと君」と、ミシュランマンが仲良く並んでいます。


この日急きょ発表されたミシュランガイド「富山 石川(金沢)版」の発行。

今まで国内でミシュランガイドの対象とされたのは、首都圏・関西以外では、福岡・広島・北海道のみ。

そこに、堂々の「富山 石川(金沢)版」もノミネート。さらにさらに、今までは、「るるぶ」とかJTBの旅行パンフは、大きく「金沢」 の文字の後に小さく「富山」とあったのが、フォントの大きさが同等な上に先行に「富山」の文字。

まさに、富山第一が星稜をサッカーで下した以来の快挙!

と、冗談は(半分本気でしたが)さておいて、このミシュランガイドが発行されるのは、早くて来年の5月以降。

ということで、とやどこでは来年の5月まで待ちきれない方のために、ここは確実に星2つ以上来るだろうなという場所を3つ予想させていただきました。

まずは、富山の美食の定番中の定番。
五万石(ごまんごく)。 


関西出身のオーナーが、40年以上にわたり、富山の食材を生かした和食料理を提供してきた、富山の「和」の定番。後述するフレンチの「レボォ」もそうですが、富山の料理界をリードされている方の多くが「富山の食材に魅入られた」いわゆるよそ者・若者の方が多いです。ここのおせち料理を正月に仕出しとしてオーダーするのが富山ケンミンのステータス。

お次は、富山発フレンチ、若きシェフが富山の素材を駆使してあのノーベル賞街道の富山市大沢野で展開するレストラン、
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あの山本益博氏して「目もくらむような才能」と評した谷口英司シェフは、富山の海の恵みどころか、大地の恵み、山の恵みをそのアンテナを駆使して各農家から直接仕入れたオール富山素材で富山キュイジーヌを提供。
「地方版」のミシュランではなく本家のle Guide Michelinの調査員であっても確実に唸っているレベル。おそらく、ミシュランの調査員も季節を替え複数回に渡って訪れているのでは。

富山の「磯料理」ならここ、
松月(しょうげつ)
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白エビを始めとする季節の富山湾の幸をこれでもかと楽しませてくれる店(らしい・・・・。) と、いうのは、このお店は「レストラン」というレベルを超えて完全な料亭レベルなので、富山ケンミンはもちろんのこと観光客の方ですら、なかなか入れないお店なんですよね。

いわば、富山の「吉兆」みたいな感じのお店ですが、北前船の寄港地として栄えた富山市岩瀬地区に古くからある老舗中の老舗だけに三ツ星は確実か???

と、ここまで正統派の「グルメ」なお店なんですが、最近は「串カツ」や「お好み焼き」なんかのご当地系グルメが掲載されているのがミシュランの「地方版」の特徴らしいのです。

では、富山の「ご当地系グルメ」でミシュラン入りするのは??

いくらなんでも、「富山ブラック」はミシュランとは相容れない代物なので、期待をこめて、つい先日ケンミンShowで華々しい全国デビューを飾った「ぼてやん多奈加」のお好み焼きが星1つくらいで登場する可能性があります。
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ちなみに、本家ガイドの旅行版
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、「五箇山」が三ツ星の旅行先として掲載されています。

発売は、来年夏、どうせなら「立山そば」も食べてみてくださいね、調査員さん!!