富山マラソンで1万4千人が疾走するとともに、先週も様々なニュースが駆け巡った富山。

まずは、お馴染み「新幹線効果」に関するニュースから。ただし、これはあまりいい効果ではないですが・・。

11月2日

「魚津駅 平日利用者17%減 休日利用者40%減」
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20151103/CK2015110302000040.html


歴史的には県庁所在地が置かれていたこともあり(新川県時代)、現在においても、富山県新川地区の中心都市である、富山県魚津市。しかし、新幹線「素通り」の効果がこんなにも早く出てきているとは・・。

現在の魚津の悩みどころは、地名にしろ観光名所にしろ、お隣の「黒部」や「ホタルイカ」と違って全国的にリーチしているものはないという部分。経済的にも、お隣黒部にYKKが本気で事業所を移転を開始した今、黒部の経済植民地に成りかねない状況。

さらに、この魚津が創業の地である日本カーバイトまでが、北陸新幹線効果による事業所集約を、お隣の滑川市で行う模様。http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20150908163637

YKKとホタルイカのはざまで苦しむかつての中枢都市の苦悩が早くも浮き彫りになっています。

「苦悩は続く 富山きときと空港 10月は目標値の4割程度」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151102-OYT1T50173.html

ついに全国紙にまで取り上げられるようになってしまった、ANAの富山便縮小問題。河川敷に滑走路がある富山空港にとって、これからの雪の季節はさらに鬼門。

富山便名物「条件付き運航」「代替地着陸」が頻発するなら、ビジネス客は一層「かがやき」に流れてしまいます。 

こちらは、今年の2月9日の富山空港の様子。この日は、初便意外は全て欠航。

本当にLCCの運航を検討してもよいのでは?

11月3日

「富山駅前桜町再開発事業 解体工事がはじまる」


いわゆる、シネマ食堂街があった場所を更地にして再開発ビルを作ろうという計画です。シネマ食堂街はいわば富山における「ゴールデン街」みたいな場所だったところで、表通りと「大人の映画館」までを結んでいた何本かの路地に色々な飲食店街がひしめきあうように建っていました。

そこには、夜な夜な地元のマスコミ関係者はじめ、ミュージシャンや芸術家を志望していた人、さらには何をやっているか不明な人が繰り出してきていました。(かつて「サヨナラ模様」で大ヒットを飛ばした伊藤敏博さんも、デビュー前はこの街に繰り出していたそうです。)

新しいビルは、大原簿記学校を中心としたホテル・ショッピングの複合施設となるみたいですが、くれぐれも須田ビルをつぶして、今や富山駅前の黒歴史ともなりつつある「CIC」(シック)の二の舞にならないように。

ついでに、シネマ食堂街に集まっていた「何をしているのか不明な人」がどこに行ってしまったのかも気になります。

11月4日

「日医工 滑川工場をさらに拡充へ!」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO93629850U5A101C1LB0000/

90年代、富山県が北陸新幹線の建設をめぐって出口が見えない暗闇の中を歩いているころ、この会社もゴルフ場の経営失敗や診療報酬削減の影響を受けて、リストラの嵐が吹いていたそうです。

時は流れて、2016年、北陸新幹線でノリにノッテいるる富山県同様、この会社もジェネリック薬品の適用拡大の波を受けて業績はうなぎのぼり。今や、地元の大きなイベントで「日医工」のロゴを見ない日はないというくらい、富山ケンミンにも親しまれています。(かつて、富山市新庄町の小さな工場でひっそりと後発医薬品を作って時代を知る人もいないでしょう。)

先ほどの日本カーバイトの工場も滑川に拡充移転、最近、呉東地区では黒部市ばかりが話題にあがりますが、滑川市もなかなか勢いがあります。

今や、YKK以上に勢いがある富山の企業「日医工」、滑川工場の社員食堂からは立山連峰と北陸新幹線を同時に眺めることができるそうです。

11月5日

「梶田さん 久しぶりに富山市大沢野から神岡に出勤」
http://www.sankei.com/life/news/151105/lif1511050028-n1.html


今や、世界一有名な「富山シミン」である梶田さん。この日は、久しぶり「ノーベル街道」こと国道41号線を使いスーパーカミオカンデに「出勤」。

梶田さんの受賞を知ったとき、とやどこ管理人は受賞者の梶田さんが富山市在住だったこと以上に、カミオカンデの研究者の多くが富山から神岡(飛騨市)まで通勤しているということに驚きました。

どうせなら、富山市も通勤費や住宅とかで、「日本一研究者に優しい街」を目指してみるのもいいのでは?

次期の重力波研究の「かぐら」では、富山大学とのコラボも決定しているので、さらに富山に学生や人材が集まりまっせ!森さん!

11月6日

「富山もカニ解禁!」


北陸AKB(えび、かに、ぶり)の一角を占めるカニが、ついにこの日解禁。 この日は、富山だけでなく富山以西の日本海側すべての県でカニ漁解禁。つまり、氷見や新湊だけでなく、豊岡(兵庫)や境港(鳥取)をも巻き込んだ西日本カニカニ合戦が繰り広げられるわけです。

もちろん、我が富山県は新幹線で日本で二番目に日本海に速く行ける場所なので、この西日本カニカニ合戦の覇者の最有力候補であります。

11月7日

「二年ぶり 高校サッカーはThis is 富一!」
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20151108/CK2015110802000039.html

好事魔多しとは、よく言ったもので、あの「最後の国立」の劇的な瞬間から1年半、ここのサッカー部はすべての大会において全国大会への出場を逃してきました。

そして、久しぶりに手に入れた全国大会への切符。

準決勝で対戦した水橋高校(いわゆる、富山ダービー)、決勝で対戦した富山東ともにかなり出来がよかったチームだったので、それを倒す実力というのは、全国大会でもかなりの期待が持てます。

ライバルのお隣からは、もちろんあの高校が勝ち進んできたので、できれば2年ぶりの「かがやきダービー」を見てみたいものです。

以上、11月1日から7日までの富山の出来事でした。