全国的に有名な金沢カレーですが、富山にも40年以上も愛され県内に何店舗か暖簾分けのお店が出ているカレーの名店があります。

それが、富山市五福にある「かれいてい」というお店で、富山県が誇る頭脳富山大学の五福キャンパスのすぐ近くにあります。市電の終点、富山大学前からもすぐです。早速、行ってきました。

こちらがお店の外観です。ビニールテープで描かれた店名のロゴに、70年代の「学生街の喫茶店」をイメージしてしまいます。実際に、お店がオープンしたのが1970年。富大生を40年以上に渡って見守ってきました。

こちらは、店内の中央に大きく掲げられたメニューボード。メニューは、カレー、バターライス、スパゲッティの3つのラインナップに、それぞれトッピングをしていく方式。大盛りもありますが、もともとが大盛りなので、学生の方以外は普通盛りで十二分。女性は小盛りでちょうどいいくらいです。

テーブルの上の薬味は、福神漬けと刻み生姜。特に、この刻み生姜がいいアクセントになります。

カレーのお店に来たのですが、このお店のイチオシであるバターライスを頼むことにしました。玉ねぎの甘みが前面に出ている味で、本当に美味しい。これは、バターライスにカツを載せたカツバターの小盛り620円。カツはもちろん、その場で揚げてもらえる揚げたてです。横に野菜の繊切りを添えるスタイルは、このお店でも共通。

こちらは、別日に食べたカレー。よく見ると、バターライスにカレーをかけているのがわかります。これは、学生がよくオーダーする人気メニューでバター飯カレー。かれいていのカレーはしっかりと数種類のスパイスを使っているので、とても味わい深い風味となっています。

究極はこちら。まさに超絶カロリーとなる、カツバターのカレーがけ。しかし、ついつい頼んでしまいます。

多くのカレーのお店がチェーン店となってしまっている(金沢カレーも含めて)昨今、昔ながらの自店仕込みにこだわった優しい味を出し続けているかれいていは、まさに富山の食の文化遺産です。そこで、

どこからの提案

市電に乗って70年代の学生街のカレーを食べに行こう!

今回、富山大学前までは、市電に乗ってやってきたのですが、その時の車両はあの7000形。もう50年選手で、チンチン電車を彷彿させるその外観の中に一歩踏み入れると、タイムスリップしたような感覚に襲われます。

市電を降りた後も、時間旅行は続きます。かれいていに入ったら、あなたは店内に並ぶコミック本の多さに驚くはずです。オーダーしたメニューが出来上がるまで、学生のおしゃべりを聞きながらそのコミック読む時間に、あなたは懐かしい(又は体験したことのない)「あの頃」の学生街のカレー屋さんを感じるでしょう。

富山、時間旅行シリーズ、かれいてい、是非体験してみてください。

尚、大盛りは120円増しですが、食力に自信がある人以外あまりおすすめしません。