日本は四季の国ですが、富山平野ほど季節の変化をまじかに感じられる場所も珍しいのではないでしょうか。富山平野の多くが水田を占めているのですが、それが季節ごとに様々な色彩に変化して、さらに平野の向こうにある立山連峰も四季折々の姿をみせるため、陸と空のそれぞれから私たちに鮮やかなカラーリングで訴えてくるからでしょう。

例えば春、田植前シーズンの水田は土色ですが、手前の山は緑、奥の立山連峰は雪景色と、里に訪れた春と、まだ来ぬ立山連峰の春を見事に表しています。
     魚津市郊外にて

もちろん、冬は一面の銀世界、立山連峰から雪の使者が舞い降りたような光景が広がります。
        黒部川にて


これらの風景は旧北陸本線の車窓からパノラマのように楽しめるのですが、そんなパノラマを引き継いだあいの風とやま鉄道に乗って来ました。そこでは単なる都市間交通の手段としての鉄道ではなく、一年を通して楽しめる観光鉄道としての可能性を感じさせてくれました。


中心駅となる富山駅の窓口です。来月にもにホームの移設が予定されているので、それまでの仮設窓口なのか、簡易な仕様となっています。


こちらは新幹線ホーム横に建設中の新ホーム。ただし、金沢方面への電車のみ移設で、黒部方面への電車の移設は三年後の予定。

駅名標です。ニュースによると一晩で、全ての駅の駅名標を、こちらの新しいものにしたそうですが、よく見ると後ろに特急電車の停車位置が掲示されたままです。これを見たら、サンダーバードのあいの風バージョンを運行して欲しいと思う人も多いのでは。


(c) TOYAMA TELEVISION BROADCASTING Co.,ltd.
開業に先駆けて行われた出発式の模様。(地元テレビ局BBTより)

こちらが、新車両です。見えづらいですが、前方にワンマンの表示が。ただしこの日は、開業してから間もないため、車掌も乗務していました。

こちらは、IRいしかわ鉄道からの乗り入れ車両です。特に、高岡ー富山間では頻繁にこの「青いやつ」に出会いました。

こちらは、車内の様子。座席は、JR西日本の関西エリアを走る新快速と同じ仕様です。

運行頻度はJR時より上がり便利になった反面、最短の編成が二両編成となったため(JR時は三両)、特に、富山ー高岡間の多くの時間帯でこのようなラッシュが発生。

こちらは、許可を得て撮影させていただいた、あいの風とやま鉄道の制服に付けられた腕章ロゴ。車掌さん曰く、「同業者(鉄道業界)の方がこういう部分に興味を持たれる方が多い。」とやどこは、当然のごとく同業者ではありません。

のどかなホームの向こうに新幹線高架が見えるのは、富山駅から高岡方向に一駅目の呉羽駅。

途中、E7系との並走も。もちろん一瞬で抜き去られますが、


あいの風とやま鉄道も100キロを超えるスピードで疾走します。

呉西を流れる庄川の鉄橋。トラスからトラスを眺めます。

こちらは越中大門駅にある工場の引込み線跡。映画のワンシーンのようです。

高岡駅構内です。「北陸線」の表記はそのまま利用。

高岡駅改札です。JRと共通改札でした。発着案内も「北陸線」のまま。

のどかなホームの向こうに立山連峰があるのは富山駅から黒部方向にある滑川駅。むこうにあるもう一本のホームは「ちてつ」の滑川駅ホーム。

そうこうしているうちに、ちてつの電車がやってきました。とにかく、みるみる風景が変わって楽しませてくれます。



あいの風とやま鉄道揃い踏みは、水橋駅にて。

上市川の向こうは立山連峰の大パノラマです。まさに、車窓の一つ一つが興味深い、劇場にいるようです、そこで、

とやどこからの提案

春夏秋冬で変わる富山の自然劇場をあいの風とやま鉄道で楽しもう!

富山平野からはどの場所からも立山連峰を仰いで見ることができ、一つ一つが季節、場所によって異なり、数え切れないほどのバリエーションを持っていますが、それを手軽に楽しめるアリーナ席があいの風とやま鉄道です。そんなアリーナ席では、立山連峰のみならず、山、川、海、鉄道等すべての富山の光景が堪能できます。ここは、前回紹介した乗り放題切符を使って http://ainokaze.co.jp/wp-content/uploads/2015/03/e5929ca4dba57d827382c6bf6cc7c275.pdf富山の自然劇場を楽しんではいかがでしょう。1500円で映画以上の感動が味わえます。

尚、前回紹介した、改札のIC対応は3月26日からとなっています。乗って盛り上げようあいの風とやま鉄道。


(後日談)
このエントリーを挙げた翌日、早速地元の新聞に「ニ両編成問題」が取り上げられてました。
 読売新聞富山版より

(後日談2)
二両編成の積み残し問題を受けて、あいの風とやま鉄道では、ラッシュ時の編成を3両編成に見直したようです。ここら辺の迅速な対応は、本当に評価できる部分です。

また、先述の上り方面へのホームの移転について、4月20日に正式に決定したと、地元メディアが伝えました。新たな駅構内は以下のような配置になります。(イラストは地元テレビ局北日本放送の夕方のニュースより)
(c) KNB


こちらは、ホームの配置図。
(cKNB


北陸新幹線沿線百名山