若者の街渋谷に来ました。


渋谷駅で最も多く掲示されていたのは、こちらのポスター。E7系が右下にありますが、よく見ると、

北陸新幹線と言うより上越妙高駅のアピールとなっています。糸魚川駅以降は、表記すらありません。考えて見ると、上越妙高駅までがJR東日本の所属駅。こういう部分に大人の事情を感じます。

こちらは、構内にあるJR東日本直営のコンビニです。キャンペーンポスターを発見しました。

 
店内には、ささやかなPOPが貼り付けてありました。

こちらは、構内でも目立っていた電子広告板です。様々なポスターが映し出されていきましたが、一番アピールされていたのは同じ3月14日に開業する上野東京ラインでした。

そんな中、ハチ公口改札前に「ウフフ」の富山バージョンを発見。金沢、福井のバージョンはなく、富山バージョンが単独で陣取るという大成果です!ここはセンター街に行く利用客が一日中多く通る場所なので、 PR効果も相当なものではないでしょうか。実際に、何人かの方が立ち止まって見ていました。

こちらは、玉川口改札。渋谷から出ている京王井の頭線との乗り換えに利用する人が多いですが、奥の壁の方をよく見てみると、

ここにもありました、キトキトくんが渋谷の街に二人目です! 前の写真にもあるように、この場所は利用客の方が壁にもたれて人を待つ場所として使われるケースが多いので、意識しなくてもこのポスターが目に入ってくるはずです。

改札横には、「ウフフ」リーフレットが。ボードのセンターを占めていました。(現地富山では、この「ウフフ」リーフレットを見かけたことがないので、別の機会に中身を紹介したいと思います。)

改札を挟んでキトキトくんの反対側には、金沢21世紀美術館バージョンも。玉川口改札を、富山、金沢が揃い踏みで囲んでいる状態です。渋谷駅は全体的に新宿駅ほど大きくないので、少数のポスターですが効率よくアピールできている印象でした。次は、当然のように「始発駅」東京に向かいます。

(つづく)


連日テレビで特集されている北陸新幹線ですが、当然ながら地元富山でも、ローカルのテレビ局はもちろん、地元の駅でも大々的なアピールをしています。

 
県内では、ローカル駅も含めて全てのJRの駅の壁一面にこのようなポスターが貼られています。


もちろん、北陸線内の中吊りにも登場。

こちらは、黒部宇奈月温泉駅と同じ市内にある黒部駅のカウントダウンモニュメント。ちなみに、新駅の駅長さんは、こちらの黒部駅の駅長さんが就任される予定です。


  
富山駅では、キトキト君もカウントダウン。


黒部市内には独自ののぼりが市内のあちこちに。

しかし、肝心の首都圏では北陸新幹線はどのような扱いを受けているのでしょうか?実際に東京都内のターミナル駅に行って調べてみることにしました。

まずは、日本一の乗客数を誇る新宿駅です。前日の富山県内は大雪でしたが、駅舎を照らすお日様に、日本海側と太平洋側の気候の違いを感じました。


最も人通りが多い駅ナカの通りには北陸新幹線の広告はなし。

  
こちらは、西口と東口を結ぶ自由通路の光景です。最も目立っていた広告が、外資系航空会社と予備校のものでした。

歩きあぐねてやっと見つけたのが、みどりの窓口横にあったこの一枚のポスターでした。しかし、横には伊豆や鬼怒川の広告ポスターも。富山のみならず、北陸全体が首都圏近郊の観光地とコンペにかけられていると実感する瞬間でした。


諦めかけて次のターミナル駅に移動しようとした時に、やっと「ウフフ」の北陸三県並びを発見しました。しかし、この掲示場所は、改札内通路の真ん中立った柱の中面であり、決して目立つ場所ではありませんでした。


山手線のホームで電車を待っている時に、キオスクの店舗の両サイドに北陸新幹線のキャペーンポスターが貼られているのを発見しました。しかし、新宿駅全体で北陸新幹線について謳っている掲示物は実質4枚程度。この日は開業2日前でした。このような状況の中、数え切れないくらいの広告ポスターに溢れている新宿駅で、北陸新幹線を駅利用者の皆さんにアピール出来ているとは到底感じることはできませんでした。気を取り直し、渋谷駅に移動します。

(つづく)

かつて富山県内では、週刊誌の多くは1日遅れの発売日でした。週刊少年ジャンプは火曜日に、写真週刊誌Fridayはなぜか土曜日に発売されており、子供心に地方在住の悲哀を感じたものでした。それが、ここ10年ほど前から「首都圏」と同じ日に週刊少年ジャンプが読めるようになりました。(Fridayは既に存在していませんでしたが)

そんな首都圏との「情報格差」を解決してくれたのが、高速道路の整備、特に北陸自動車道の改良と、上信越道の開通でした。両者の整備と首都圏の圏央道の整備により、特に東京都西部と埼玉県内からは富山まで4時間代で結ばれることになりました。このことから、今でも自動車で富山にくる方も多く、休日には多くの首都圏ナンバーの車が北陸道を走っています。

そんな首都圏の大動脈である北陸自動車道ですが、今回の北陸新幹線開通を機に、どう変わっていくのでしょう?富山県内を始めとする北陸三県の北陸自動車道を運営するnexco中日本では、これを商機ととらえホームページに堂々と「北陸新幹線開業記念」の文字を載せています。ホームページ上に「北陸新幹線」の文字が全く出てこない先述のANAとは対照的です。

 バナーにはE7系のイラストまで。


Nexco中日本では、北陸新幹線の開業日である3月14日からETC車限定で、富山石川県内の高速道路が二日間乗り放題となるドライブプランの提供を開始します。

事前申し込み制で、あまりにもお得な価格のためかETCカード一枚につき一度の申し込みしかできない模様です。このプランの素晴らしいところは世界遺産である白川郷、五箇山までも網羅している点です。富山インターから白川郷インターまでは、通常のETC割引でも1,500円程度はかかってしまうので、このプランが破格であることがわかります。また、ETCカード単位の申し込みなので、カードを持ち歩けばレンタカーでも利用可能なのですが、今回はそれを最大限に活用して、

とやどこからの提案

駅前からレンタカーで世界遺産と能登半島を一日で制覇!

世界遺産の五箇山へはバスも運行されていますが、往復の所要時間を考えると時間を有効活用出来ないケースも考えられます。特に、次の観光地に向かう際の時間的な連携がまだまだとれてはいないのが現状です。これは特に一泊二日のスケジュールで富山を訪れている方には深刻な問題です。そこで、富山駅を降りたら、レンタカーで五箇山を目指すのです。富山駅前にも、あの廉価なレンタカーであるニコニコレンタカーがあります。
http://www.2525r.com/store-00501-001.php ただし、3月14日分は満車。

富山から五箇山までは一時間程度、東京駅を8時半に出るかがやきに乗れば、お昼くらいには、目の前に合掌集落の美しい景色が広がっていることでしょう。

また、富山きときと空港近くにもニコニコレンタカーはあるので、九州四国の方も頑張って初便に乗れば、お昼には合掌集落の中にいます。

また、北陸自動車道の各サービスエリアでは地元の食材を使った地丼を展開しています。

地元テレビ局は、小矢部川サービスエリアの「ホタルイカソース丼」を勧めていましたが、個人的には有磯海サービスエリアの「バイ飯」が一番のオススメです。


もともとは、富山県東部にある魚津地区のいわゆる漁師飯として食べられていたものなのですが、現在は魚津の名物料理として、市内各店で出されています。http://www.uozu-kanko.jp/?p=8744 とにかく、美味しいの一言です。五箇山とは反対方向になりますが、立山黒部観光でいらっしゃる方には是非召し上がっていただきたい一品です。

富山県は富山市中心部から県内のどのような場所にも車で一時間以内に移動できるように道路が整備されているために、レンタカーがあれば効率良い観光が可能となっています。

尚、くれぐれも、ドライブプランの事前申し込みとETCカードの持参はお忘れのないように。

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