北陸新幹線の開業日となった本日3月14日、各テレビ局は一斉に一番列車の発車の模様を報じました。6時台のニュースだったため、そのすべてが金沢駅と東京駅の模様に終始しており、富山駅の様子がなかったのは残念な部分でもあります。

唯一、日本テレビ系で放送された「ウェークアップぷらす」は8時台の番組だったため、東京からの一番列車が富山駅のホームに到着する模様を全国に中継。しかし、停車時間の前後を含めた3分程度の時間だったため地元局アナウンサーの「車両はまさにかがやいています!」のコメントも虚しく、かがやき501号は金沢方向へと走り去っていきました。

こういう所に、同じ北陸新幹線でも終着駅と途中駅の差を感じてしまいますが、では、地元富山のテレビ局は、今日という日をどのように扱ったのでしょうか?まずは、本日の県内の各テレビ局の編成を追いました。

富山には、民放が3局(しか)ありますが、土曜朝の全国ネットの番組が終了した9時半から10時にかけて、各社一斉に北陸新幹線関連の特別番組に変わりまた。

まずは、県内の民放の雄、NHKを差し置いてチャンネルIDは1チャンネルを使用するKNBこと北日本放送(日本テレビ系)では。

(c) KNB

9:25〜11:25
KNB北陸新幹線開業スペシャル NEXT50 かがやき 始まる 1部
 ゲスト 立川志の輔 福澤朗

11:55〜13:00 
KNB北陸新幹線開業スペシャル NEXT50 かがやき 始まる 2部

16:45〜17:00 
北陸新幹線 開業日ダイジェスト

25:00〜25:15 
北陸新幹線 業日ダイジェスト 再

11時台のニュースを除いて、13:00まで北陸新幹線の特番が続きます。13:00からも、「西村京太郎トラベルミステリー 長野新幹線 湯けむり殺人ルート」と、完全に新幹線で攻めてきています。余談ですが、西村京太郎先生には、早く北陸新幹線を舞台にした「北陸新幹線 W7系 殺意のかがやき」(仮)みたいなのを書いていただきたいですね。

対するは、系列キー局とは異なり絶好調のBBTこと富山テレビ放送(フジテレビ系)。

   (c) TOYAMA TELEVISION BROADCASTING Co.,ltd.

9:55〜11:45 
来たよ来た来た! 
北陸新幹線 1部
ゲスト ハイキングウォーキング 
            立川志の輔

12:00〜13:00 
来たよ来た来た! 
北陸新幹線 2部
コメンテーター 北村 森
(元日経トレンディ編集長)

17:05〜17:30 
北陸新幹線開業スペシャル

先程、他局で出演していた立川志の輔師匠は、こちらでも出演です。

最後は、チューリップテレビ(TBS系)。こちらは、系列キー局が最も鉄道に力が入っているためか、県内の民放局でも、最も多くの時間を北陸新幹線関連の番組に割きます。
(c)Tulip-tv inc. 

9:30〜11:45 
今日はたっぷり新幹線 
新幹線がやってきた!
ゲスト 柴田理恵

13:59〜15:03 
約束の超特急 
〜北陸新幹線半世紀の軌跡 富山から〜
コメンテーター 中沖豊(前富山県知事)

15:03〜16:00 
勝間和代が読み解く!ビジネス新幹線時代
コメンテーター 勝間和代(経済評論家) 石井隆一(富山県知事)

16:00〜17:23 
ミタイノコレクション 北陸新幹線開業スペシャル

チューリップテレビは、新幹線開業前からも、前TBS解説委員の杉尾氏をゲストに富山の鉄道特番を組んだりと、文化人路線が特徴です。この勝間和代氏を迎えた特番も、他局とは一線を画しています。

今度は、実際に番組の内容を、とやどこの視点でお伝えしたいと思います。

(つづく)


本日14日は北陸新幹線の開業日であるとともに、あいの風とやま鉄道の開業日でもあります。これは、1900年代に富山県内に全通した北陸本線が、2015年3月14日午前0時15分をもって、その一世紀以上の歴史に幕を閉じるという意味でもあります。幕を閉じる北陸本線と新しくやってくるあいの風とやま鉄道の様子を見てきました。

こちらは黒部駅の様子です。開業日前から、とやま鉄道スタッフの方が定期券の発売に奔走されてました。


改札横にカバーが掛けられている機械は、旧北陸本線区間初となるIC乗車券の対応機です。とやま鉄道で北陸エリアの在来線では初のSuica対応区間となります。

県内の旧北陸本線エリアのローカル駅の自動券売機は3月以降利用停止となりました。一足先に、あいの風とやま鉄道の券売機に置き換えられたからです。

こちらはローカル駅の一つである水橋駅の改札口。ここでも、IC乗車券対応機が待機してました。

県内の各駅に貼られたポスター。


そして、テレビCM。富山環水公園が舞台となっています。

こちらは、去りゆく鉄道、北陸本線を走る鈍行列車です。この日は、大雪だったにもかかわらず全国から大勢の撮り鉄の方が訪れていました。

富山駅の仮設通路にも惜別のメッセージが各部署の集合写真とともに。

車内の中吊りには、去りゆく特急車両の惜別の広告が。


 (c) TOYAMA TELEVISION BROADCASTING Co.,ltd.
魚津駅では、最後の始発特急であるサンダーバードを見送るため記念式典が行われました。(写真は地元テレビ局BBTより)

(c) KNB
2015年3月13日午前7時8分、魚津駅最後の始発特急となるサンダーバード10号が発車。魚津駅長が見送りました。(写真は地元テレビ局KNBより)

駅構内に貼られた惜別のポスター。

はくたか号も多くの人が写真を撮ってました。

(c) KNB
最終日、最も人気があったのが旧型の特急車両を使った北越号だったそうです。沿線各所に、カメラを持った人たちが。(写真は地元テレビ局KNBより)


本日より、新幹線のみならず、富山の地域交通の新しい歴史が始まるわけですが、少子高齢化が全国平均以上に進んでいる富山では、地域交通、特に県内の都市間交通を担うあいの風とやま鉄道の前途は想像以上に多難に思われます、そこで、

とやどこからの提案

あいの風とやま鉄道ファンクラブに入って、東京にいてもあいの風とやま鉄道の沿線住民になろう!


これは年会費1,000円であいの風とやま鉄道がマイレール意識を高めるために企画したものなのですが、会員特典として一日乗車券が進呈されるため、県内在住の方はもちろん、県外在住の方が会員になられても十二分にお得な特典が付いてくると言えます。事前申し込みが必要ですが、会報誌が発行されるために、富山旅行終了後も、あいの風とやま鉄道の思い出が蘇ってきます。それどころか、会員になった瞬間から、あなたの心の最寄駅は蜃気楼の魚津駅や、ホタルイカの滑川駅、さらには本家高岡駅となっていることでしょう。

乗って盛り上げようあいの風とやま鉄道。




山手線で東京駅に来ました。まずは、ホームのキオスクにキャンペーンポスターを発見。こちらも、ささやかなポスターですが、首都圏の各キオスクにあることを考えると、PR効果は計り知れません。


真っ先に新幹線乗り換え口に移動しました。ここが3月14日以降、首都圏から富山への玄関口となる場所です。黒地に白抜きの案内板には開業後に披露される「北陸」の文字が準備中です。「長野経由」の表記も混乱を避けるため残されます。

しかし、開業日2日前だというのに、そんな玄関口である新幹線乗り換え口周辺に北陸新幹線をアピールするものはありません。


そんな中、JR東日本の旅行会社「びゅう」の待合室内に、大きなE7系のポスターを発見! しかし、よく見ると、

飯山駅と上越妙高駅のみを大々的にアピール。このような一面は、当ブログのテーマのとおり、テレビでは出てこない大人の事情によるのでしょう。

そんな中、新幹線改札横のベンチに囲まれた柱脇に、やっと「ウフフ」のキトキトくん発見。利用客の動線からは間逆の位置にあるため、見つけるのは至難の技でした。

 
同じ柱の側面には、金沢、福井のポスターも。しかし、こちらも、到底目立つ場所ではありませんでした。肝心の始発駅となる東京駅でこの状況というのも、正直悲しいものがあります。まさか、渋谷駅の方がアピールしているなんて、こちらも予想だにしませんでした。

さらに駅の中を歩いていくとこんなものを発見。今まで見てきたどんなポスターよりも目立っています。よく見ると、先述のコンビニのPOPと同じデザインです。さらに、歩いていくと、

あちらこちらに、E7系が現れて来ました。


コンビニもPOPでなく堂々とウォールペイントで北陸新幹線をアピール。



案内所もWで北陸新幹線。

突然の変化に驚きましたが、実はここは同じ東京駅でも少し離れた場所から発着する京葉線の乗り場までの通路に展開されている京葉ストリートというショッピングモールなのです。
 




 
JR駅構内で店舗を展開するJretailでは、春咲く北陸フェアを開催。北陸三県の名産品を広くアピール。各キオスクやコンビニにポスターがあったのもそのためでした。特に、ここ京葉ストリートでは大々的にキャンペーンを実施しています。京葉線は舞浜にある有名テーマパークの来訪者も多く利用するため、PR効果も相当なものがあると思います。

 
書店横にも北陸新幹線。もちろん、北陸新幹線フェアも実施中です。

W7系パッケージのおまんじゅうも販売。お値段一箱500円とお求めやすい。富山から東京駅に向かわれる方は是非お子様のお土産に。

こちら、ユニクロの横にも北陸新幹線。

東京ばななと北陸新幹線と、とにかく東京駅の京葉ストリートには北陸新幹線があふれていました。そこで、

とやどこからの提案

新幹線乗車前に京葉ストリートで海鮮グルメを手に入れて到着前から「富山に行こう」

富山を訪れるみなさんの楽しみ一つは海の幸だと思いますが、実際に富山駅に到着したらバスに乗り換えたりレンタカーの手続きで食事どころではないケースも多いと思います。そこで、前もって京葉ストリートで海鮮グルメを手に入れて車内で一足先に楽しむのはいかがでしょう?今回の京葉ストリートの北陸丼と北陸握りは通常の駅弁と同様の価格で充実の内容となっています。
これを車内で開けた瞬間から、そこはもう北陸新幹線ではなく「富山」そのものとなっていることでしょう。

尚、京葉ストリートにお立ち寄りの際には、こちらのリーフレットもお忘れなく。
車内で簡単に北陸観光の予習が出来る内容になっています。





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