2日目を迎えた、風の盆。昨日のエントリーで「心地よい晩夏の風」と表現しましたが、9月2日の夜22:00過ぎの富山駅周辺の体感は、台風が近づいているせいか、涼しいけど、歩き回るとうっすら汗をかいてしまう湿度の高さ。

富山市中心で、この状態なら井田川の真横にある八尾地区は、この時間、さらに不快指数が高いかもしれません。

そんな中、とやどこでは、今年のおわら風の盆の観客動向を探るべく、北陸新幹線の東京最終便1時間前から、富山駅でスネーク。


きっかけは、上記の地元紙、富山新聞の記事から。もし、日帰り客が増えたなら、高山線から北陸新幹線への乗り継ぎ客が多く見られるはず。

まずは、富山駅に夜8時半に到着した、八尾発の臨時便。昨年と違い、天候が良好なのにもかかわらず、これだけの方が夜の8時には八尾を後にしたのは意外でした。

逆に、折り返しとなる八尾行きの列車は「ガーラ湯沢」状態。

高山線ローカル列車では普段見ることがない、長大な4両編成のキハが異彩を放っています。(もちろん、各車両2名乗車の貸切モード)

この臨時は、20:41発ですが、

その6分後には、八尾から先の猪谷行きもやってきます。夜の8時以降に6分間隔に列車が来るなんて、ここは小田急か阪急か!?

しかし、やってきたのは小田急の白い電車でもなく阪急のブラウンの車体でもない、今時、走っているのを見つけるのが難しい、古びたキハ、、高山線でも、普段は見かけない。

しかし、先程のガーラな「おわら臨」と違い、こちらの年季が入ったキハには多くの通勤、通学帰りの乗客が並びます。

年季キハを見送った後は、東京行き最終かがやきを待つ北陸新幹線コンコースへと降ります。

今度は、21:07富山着の「おわら臨」の乗客が改札にあふれます。こちらも予想外の人の多さ、みなさん最終かがやきに吸い込まれていくかと思いきや、

最終かがやき組は、ごく少数で、

後の皆さんは、夜の富山市街へ向かわれました。おそらくホテルへと戻られたのでしょう。しかし、おわらの時期の富山駅チカのホテルはかなりの激戦&高額になるはず、いずれにせよ、財布に余裕があるシルバー世代だからこそなせる技でしょう。

ここで、今回の富山駅のスネークと昨年のエントリーも踏まえて、おわら風の盆の観光客を5つのカテゴリーに分類してみます。

1. 八尾の旧町へ宿泊する観光客

おわら風の盆でも上位カーストに位置し、この道10年は当たり前、多くは30代半ばでおわら風の盆に惹かれ、そのまま50代とかのミドルになっている方が多い。もちろん、諏訪町に宿泊する方々は、観光客を超えた「文化人」レベルになってしまいます。

2.八尾の旧町で朝まで過ごす観光客

別の意味で、上位カーストに位置します。深夜からが、本当のおわらとばかりに、夜流しを鑑賞。それぞれ、贔屓の旧町があり、諏訪町のおわらは「観光客向けだからね〜、あそこは。」と言いつつ、鏡町のおたや階段で高級な1眼レフと重い三脚を構えていたりします。 疲れたら、民家の軒先で仮眠。ちなみに、おわらシーズン、深夜に軒先で仮眠をとるのは、八尾のごく自然な風景となっています。

3.タビックス、クラブツーリズム系観光客

高級なサルーンバスで八尾スポーツ公園に乗り付けた後は、集合時間の夜11:00まで、自由におわら風の盆を楽しまれています。集合時間が夜11:00なのは、宿泊先が砺波や黒部など、少しばかり八尾と離れた場所にあるから。シルバー世代の女性の団体が多いような気がします。

4.富山駅周辺に宿をとる観光客

個人的には、これが一番オススメです。なんだかんだで、ホテルの設備は八尾地区より、富山駅周辺のホテルの方が充実してますから、快適度は群を抜いています。もちろん、一番のネックはこの時期の富山駅周辺のホテルは予約し辛いということなんですが。そして、今回、こちらの観光客の皆さんは終電どころか、夜の10時には八尾の町を後にされることが判明。

5.高岡市や魚津市など周辺の市町村に宿をとる観光客

実は、この周辺市町村の宿の混雑具合が、その年のおわら風の盆の動員人数のバロメーターになっています。北陸新幹線開業前は金沢もこの周辺市町村に含まれていましたが、新幹線開業後の金沢ブームでおわらの観光客を吸収するほどの余裕がなくなってしまいました。

高岡市の商店街の方から直接聞いた話ですが、北陸新幹線開業前以降、おわら風の盆の宿泊客は減少しているとのこと。おそらく、この周辺市町村に宿泊していた層が北陸新幹線の日帰り組になったのかもしれません。

ここまでを踏まえて、おわら風の盆の傾向と対策ですが、夜の11時を過ぎると、上記の3〜5の層が、八尾の町からいなくなるということになります。

つまり、夜の11時を過ぎると人混みを気にせずおわらを楽しめることになります。そうすると、行き着くのは、先述の2番目の観光客ということになりますが、これも体力をかなり使います。

そこでオススメしたいのが、整理券が不要となる夜8時台の列車で八尾に向かい、深夜1時くらいの終電で富山駅に戻ってくるパターンです。これなら、通常の演舞も楽しめる上に、夜流しの最初の部分は楽しめます。

いずれにせよ、この時期の八尾は、晴れていても湿度が高いので、無理は禁物。

伝説の「送りおわら」を見たいのなら、ホテルで仮眠をとって八尾行きの最終で現地に向かうくらいが丁度いいです。







今年もやってまりました、富山八尾地区の人口密度が一気に膨れ上がる日、おわら風の盆。

今年は、3日目が土曜日、さらには、天候も3日間ともに良好と、昨年以上の混雑が予想されますが、
とやどこでも、この時期、検索ワードとして真っ先に上がるのが、JR高山線の整理券配布時間。

そこで、とやどこ管理人、今年も、富山駅に凸を試みました。

やってきたのは、秋の夜長の9月1日の富山駅。心地良い晩夏の風も、今年のおわら風の盆祝福しているかのようです。

富山駅コンコースには、お馴染みのぼんぼりが。

そして、こちらが、整理券配布時間。ほぼ、発車時刻の1時間前から配布開始。

こちらが、今年の整理券の見本。

整理券を必要とする列車の最後が、富山発19:49の列車でしたが、

この日も、この列車には、発車直前に2番ホームへとかけこむ多くのお客様が。

とやどこ的には、整理券不要となる最初の列車となる、20:14発の列車がオススメ。

これなら、this is おわらの雰囲気となる、夜21:00以降の八尾の町を楽しむのにぴったりです。



高岡シミンである、登坂絵莉さん。遠く離れたリオの地でついにやってくれました。レスリング女子48kg級で金メダル獲得!

それも、ドラマティックな試合時間残り30秒での逆転勝ち!

残り2分、登坂選手は2ポイント差を付けられてアゼルバイジャンの選手を追います。

流れが変わったのは、相手の消極的プレーから得たアクティビティータイムにより1ポイントを得てから。

残り47秒、このままでは、勝利は相手方に、

さらに、残り26秒、審判から注意を受けます。誰もが富山ケンミン史上2枚目の金メダルを諦めかけた時、

残り5秒で逆転のビックポイントを獲得! 日本中がどよめきました!

フルタイム、勝利の雄叫びをあげる登坂絵莉選手。

国際映像に Eri TOSAKAの表示が出ます。

お約束のこれもやってくれました。

実は、この金メダル、今から37年前、富山の異なる中学で柔道やっていた二人の選手からストーリーが始まっていました。

選手の名前は、田知本又宏(やすひろ)さんと、登坂修さん。田知本さんは、地元中学をなんと全国大会優勝まで導きます。

中学時代に圧倒的な強さを誇った田知本さんと柔道で対戦したこともある登坂修さんは、高校進学後、レスリングに転向。言うまでもなく、後の登坂絵莉さんの父上となられるわけです。


この登坂修さんと同じ高校に、柔道の田知本又宏さんも入学。奇しくも高校の同級生となった二人は、柔道、レスリングのそれぞれの道で全国を制覇。

月日は流れて、家庭を持たれたお二方は、その技を今度は御自分の子供に伝授。田知本又宏さんの娘さんである田知本遥さんは、皆さんご存知のように柔道女子70kgでのリオ金メダリスト。

試合前にそんな田知本遥さんから金メダルを見せてもらった登坂絵莉さんは、大いに刺激を受けたようで、自らのSNSにもその様子をアップ。まさに、小杉町から高岡へ、金メダルのリレーが行われた訳です。
(試合後のインタビューで、田知本選手に金メダルを「見してもらった」と、富山弁で答えていたのが微笑ましかったです。)

試合後のインタビューでは、「馨さんの試合は終わりましたか?」と、逆インタビュー、試合後、すぐに同じ女子レスリングの伊調馨さんの応援に向かわれました。

そして、この登坂絵莉選手の劇的な大逆転劇がきっかけとなったのか、伊調馨さん、土性沙羅さんも、残り30秒の大逆転で金メダル獲得!

まさに、田知本遥→登坂絵莉→伊調馨→土性沙羅と金メダルのリレーが実現したわけです!

本当におめでとう!登坂絵莉選手!


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